⑨『夜明けのすべて』(20242公開:三宅唱)

2/10 TOHOシネマズにて公開記念舞台挨拶ライブビューイング×2

2/19 イオンシネマにて鑑賞。

“月に1度、PMS(月経前症候群)の影響で激しいイライラを感じてしまう藤沢美紗(上白石萌音)は、転職してきたばかりの同僚・山添孝俊(松村北斗)のささいな行動をきっかけに、ストレスを爆発させてしまう。その後美紗は、やる気がなさそうに見える孝俊が実はパニック障害を患っており、生きがいや気力も失っていることを知る。互いの事情を知った二人は職場の人たちの理解に支えられながら、同志のような関係を築いていく。”

 

⑩『身代わり忠臣蔵』(2024公開:河合勇人)

2/12 イオンシネマにて鑑賞。

“嫌われ者の旗本・吉良上野介(ムロツヨシ)からの陰湿ないじめに耐えかねた赤穂藩主・浅野内匠頭(尾上右近)が、江戸城内で吉良に斬りかかった。赤穂藩主は当然切腹となったが、実は斬られた吉良も逃げ傷で瀕死の状態に陥っていた。逃げて死んだとなれば武士の恥、お家取り潰しも免れない。そこで吉良家家臣の提案により、上野介にそっくりな弟・孝証(ムロツヨシ)を身代わりにして幕府を騙し抜こうという前代未聞の作戦が実行されることに。一方、切腹した赤穂藩主の部下・大石内蔵助(永山瑛太)は、仇討ちの機会をうかがっているように見えたが……。”

 

⑪『白鍵と黒鍵の間に』(2023公開:冨永昌敬)

2/23 WOWOWにて鑑賞。

“昭和63年、銀座のキャバレー。ジャズピアニストを夢見る博(池松壮亮)は店を訪れた男(森田剛)に「あの曲」をリクエストされ、「ゴッドファーザー 愛のテーマ」を演奏する。ところが、その曲をリクエストできるのは銀座一帯を牛耳るヤクザの会長・熊野(松尾貴史)だけで、演奏を許可されているのも会長がひいきにするピアニスト・南(池松壮亮)だけだった。博がその曲を演奏したことで、二人のピアニストの運命が大きく狂い始める。”

 

⑫『極主夫道 ザ・シネマ』(2022公開:瑠東東一郎)

2/25 Netflixにて鑑賞。

“かつて裏社会で「不死身の龍」と恐れられた龍(玉木宏)は、美久(川口春奈)との結婚を機に極道の世界から足を洗い、今は専業主夫として多忙な日々を送っていた。そんな中、地上げを企て町に進出してきた不動産会社社長・近藤(吉田鋼太郎)は、白石(安達祐実)が園長を務める「かりゅう保育園」の土地を狙って嫌がらせを繰り返す。彼らに立ち退きを迫られる保育園を助けようと、龍は元舎弟の雅(志尊淳)や仲間たちと共に奔走する。”

 

⑬『落下の解剖学』(2024公開:ジュスティーヌ・トリエ)

2/26 イオンシネマにて鑑賞。

“ 人里離れた雪山の山荘で、視覚障害をもつ11歳の少年(ミロ・マシャド・グラネール)が血を流して倒れていた父親(スワン・アルロー)を発見し、悲鳴を聞いた母親(ザンドラ・ヒュラー)が救助を要請するが、父親はすでに息絶えていた。当初は転落死と思われたが、その死には不審な点も多く、前日に夫婦ゲンカをしていたことなどから、妻であるベストセラー作家のサンドラに夫殺しの疑いがかけられていく。息子に対して必死に自らの無罪を主張するサンドラだったが、事件の真相が明らかになっていくなかで、仲むつまじいと思われていた家族像とは裏腹の、夫婦のあいだに隠された秘密や嘘が露わになっていく。”

 

⑭『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014公開:ウェス・アンダーソン)

2/28 Amazon primeにて鑑賞。

“1932年、品格が漂うグランド・ブダペスト・ホテルを仕切る名コンシェルジュのグスタヴ・H(レイフ・ファインズ)は、究極のおもてなしを信条に大勢の顧客たちをもてなしていた。しかし、常連客のマダムD(ティルダ・スウィントン)が殺されたことでばく大な遺産争いに巻き込まれてしまう。グスタヴは信頼するベルボーイのゼロ(トニー・レヴォロリ)と一緒にホテルの威信を維持すべく、ヨーロッパ中を駆け巡り……。”

 

⑮『パレード』(2024配信:藤井道人)

2/29 Netflixにて鑑賞。

“瓦礫が打ち上げられた海辺で目を覚ました美奈子(長澤まさみ)。離ればなれになったひとり息子の良を捜す彼女は、道中でアキラ(坂口健太郎)という青年や元ヤクザの勝利(横浜流星)、元映画プロデューサーのマイケル(リリー・フランキー)らと出会い、やがて自分がすでに亡くなっていること、未練を残して世を去ったため、まだ“その先”に行くことができずにいることを知る。そしてアキラたちもまた、さまざまな理由でこの世界にとどまっていた。現実を受け止めきれない美奈子だったが、月に一度死者たちが集い、それぞれの会いたかった人を捜すパレードに参加したことをきっかけに、少しずつ心が変化していく。”

 

『ウィリアムとウィリアムのウィリアムたち』

2/12 パルテノン多摩にてプレビュー公演観劇。

“産業革命が始まった18世紀のロンドン。工場が忙しく稼働し続け、そこから生れる利益が個人の身分まで変える時代に、人々を一気に注目させた事件が発生する。シェイクスピアの遺作と聞けば誰もが熱狂するロンドンの社会に、ある父子がシェイクスピアの遺作とされる戯曲の偽作議論で裁判にかけられることになったのだ。息子の為に情熱的な弁論を繰り広げるウィリアム・サミュエル・アイアランド(駒田 一)、陳述のかわりに自分の話を始めるウィリアム・ヘンリー・アイアランド(大内リオン)、そして新しい遺作を持って現れた未知の紳士H(岡 幸二郎)。
この裁判の結果は果たしてどうなるのか? ウィリアム親子の運命は如何に・・・。”

 

★2月に読んだ本

『リボルバー・リリー』長浦 京

『ドルチェ』誉田 哲也

『室町無頼(上)』垣根 涼介

『町無頼室(下)』垣根 涼介