井上側控え室ー
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ…
井上「ふう、今必要なデータは集まりました。あとは…」
橋本側控え室ー
ガチャリ
天皇「調子はどうだ、守衛の橋本よ」
橋本「これはこれはようこそいらっしゃいました天皇陛下。ボクの調子もいつになくベリーグッドです」
天皇「そうか。そちには勝ち進みやつの優勝を阻止してもらわねばならぬからな、よもや一回戦で負けるでないぞ」
橋本「お任せください陛下」
天皇「そちと村山には期待しておるでの」
橋本「光栄です」
そして、二人はステージに入場した。
司会「それでは第二試合です。データこそ全てを物語る!『証明人』井上芽金選手と、日々皇室を守る天皇陛下のお墨付き、『ロイヤルガードナー』橋本ジョニー選手!勝つのは一体どちらでしょうか?それでは第二試合スタートです!」
第二試合、スタート!
橋本「戦う前に1つだけ伝えておくよ」
井上「何でしょうか?」
橋本「ボクはヒトを殺すのは好きじゃないんだ、サレンダーは今のうちだよ」
井上「お心遣いありがとうございます。直線」
ドシュッ
井上は直線を放つ。
橋本「フフッ、生存のチケットをスロウアウェイしたね。じゃあ始めようか」
橋本は造作もなく右にかわすと、片手を前に出した。
橋本「実数DAN!」
手から実数弾が発射される。
井上「実数壁」
井上は壁を貼り、防ごうとする。
数学最強トーナメントの戦いとは思えないほど凡庸な始まり。
しかし、それは橋本の合図と共に非凡な局面へと変わる。
橋本「展開」
突如、実数弾が5つに分裂する。
真ん中の3つは井上の壁に阻まれ、両脇の2つは壁の横を迂回し、井上を襲う。
井上(なるほど、この攻撃は…)
両側から井上を襲う実数弾。
井上「結論:かわさない」
ドシュッ
実数弾は井上に衝突した。
司会「いきなり命中!勝負ありでしょうか?」
つづく…