ご訪問ありがとうございます。
 
【天 気】晴れ 時々 曇り
【月 齢】22.0 / 小潮
【認知症】やや不調
【妄 想】やや多い
 
 
良く晴れてはいるものの、薄雲が掛かっていて、
白っぽい青空が広がる、今朝の空。
 
頭痛の余韻と、口内炎の影響で、右耳が中耳炎?のように痛むけど、
一晩寝たおかげなのか、重かった胸の内は、随分軽くなっていました。
 
さて。
母は、夕べは眠れているのかな?
今日も妄想は多いのかな?
 
準備していると、機器の不調を告げるメールがたくさん届き始めて、さぁ大変(笑)
社畜な僕としては、何はともあれ職場に急行したい!
 
急いで実家に行って、急いで職場に向かいたいけど、今日は妻が仕事。
「待って」と何度か止められて、結局実家に着けたのは、
いつも通りの7時30分。
あ、妻はウチの実家には来ません(笑)
 
 
実家の前に、汲取りの車が停まっていて、汲取り作業中。
 
げっ..
 
急ぎたい時ほど、色々とうまくいかない(笑)
 
ひとまず、お隣の横の空き地に車を停めて、実家へ。
 
 
ウチの汲み取りは終わったばかりの様で、玄関を上がった所に母がいた。
 
僕:
 おはようさん。
 
母が振り返り..
 
母:
 はい。あ、おせわになりました。
 
僕の顔を見て、余所行きの顔と声で、にこやかに言う母。
僕が誰か、分かってないな(笑)
 
僕:
 来ましたよ?
 
母:
 あ、お水足りんかったですか?
 いま入れます。ちょっと待ってください..
 
僕:
 僕ですよ?来ましたよ。
 
不思議そうに僕の顔を見る母。
声を掛けながら、ゆっくり玄関を上がると
 
母:
 ああ、やります、やります。
 
バケツを取ろうとする母。
 
耳を見ると、右耳は補聴器が着いてなく、左耳は引っ掛かっている程度。
オマケに、テレビの音が超絶爆音。
 
これ、僕と分かっていない段階で、ずかずかと奥に入って行くと、
色々とマズイだろうなぁ..
 
仕方なく絶叫。
 
僕:
 ぼくですよ!
 きましたよ!
 
にこやかに「え?」と言って、改めて僕の顔を見る。
しばらく僕の顔を見ていると、普通の顔に戻り
 
母:
 汲取りの人かと思うたんよ。
 汲取りが来たけん、慌てて補聴器入れよ思うたんじゃけど、
 なんぼにもよう入れんのでねぇ..
 
慌てるとダメよね。
急がせると取っ散らかって、余計に時間が掛かるし、何もできなくなる。
 
母の部屋に行き、何はさておき、テレビの音を下げる。
 
僕:
 すわってくださいね!
 
母:
 あ、補聴器..
 
と言って、補聴器を探そうとする。
補聴器は、母の耳と首に引っ掛かっている。
 
僕:
 ほちょうきありますよ!
 すわってくださいね!
 
母:
 はい...
 あ、血圧測るやつが...
 
僕:
 うん。だいじょうぶ。
 すわってくださいね!
 
さよなら..今日1日の僕の声...
 
ホワイトボード..とも思ったけど、今日は少しでも早く職場に行かねば..
と思って、僕も気が急いていたので、絶叫しながら色々支度をする。
 
急いでる時って、なかなかうまく行かない物ですね。
 
 
補聴器は、右耳用の補聴器が、左耳に変な角度で引っ掛かっていた。
これじゃ聞こえない。
 
母も慌てて、取っ散らかったんだろうな。
 
補聴器は、ひとまず母に頑張ってもらいたいけど、今日は時間が..
僕が左右揃えて、着け直す。
 
僕:
 聞こえる?
 
母:
 うん。聞こえる。
 あんた、声どしたん?風邪引いたん?
 
僕:
 ちょっと喉がイガイガするけど大丈夫。
 
母:
 葛根湯のんどおき。
 
と、薬を取りに行こうとするので、とにかく座ってもらう。
 
今日は落ち着きがないなぁ。
汲取りで忙しかったから、気が急いて落ち着かないのかな?
 
 
座ってもらうと、条件反射的に右腕を出す母。
ちょっと面白い(笑)
 
僕:
 まずは目薬しましょうかね。
 
ヒアルロン酸を点して、血圧測定。
 
母:
 今日は高いかも知れん。
 汲取りで動いて、まだドキドキしよるけんね..
 
僕:
 測ってみましょかね。
 
今朝の血圧は
 
 171 / 107 : 80
 175 / 96 : 80
 164 / 98 : 79
 
高い。
 
 
デイのカバンのお支度は、今日は結構中途半端。
朝食が終ってから、支度しようと思ったのかな?
 
僕:
 ほしたら、ゆっくりご飯食べてくださいね?
 
母:
 ごはん...うん......
 
急に返事が重くなった。
食欲無いのかな?
 
母:
 あんぱん食べよ思とったんじゃけど、どこ探しても無いんよ。
 
僕:
 あんぱん?この前食べよったよ?
 
母:
 ちがうんよ。
 昨日買うてきてもろうたんよ。
 
また泥棒が食べた事になってしまうけど、仕方ないか..
 
もしかしたら、この妄想で血圧が上がっているのかも知れない。
話聞いてあげたいけど、仕事がヤバい。
 
同僚君は体が弱くて、いつ休むか分からないし、そもそも、
体力、精神ともに負荷のかかる事はさせられないので、
僕が対応しないといけないし..
 
ごめんよ。母。
 
また夕方、はなし聞くからね。
土日はじっくり聞くからね。
 
僕:
 ほうかね。
 どーこ行ったんかねぇ。
 
 ほしたら悪いけど、今朝は朝からメールがいっぱい来よって、
 ちょっと早めに行かないかんけん、そろそろ行きましょうわい。
 
母:
 あ、気を付けてお行きよ?
 
見送りに来ようとしてくれるのを、申し訳ないけど止める。
 
僕:
 ああ、かまんけん、ご飯食べよって下さいね?
 
母:
 あ、かまん?
 
僕:
 うん。
 今日も楽しくお喋りしてきてくださいね?
 
母:
 はいはい。行ってきましょうわい。
 あんたも気を付けて。
 
僕:
 はいはい。また夕方来ます。
 
 
外に出ると、汲取りの車はもう無かった。
 
各種バスや歩行者、信号に行く手を阻まれつつも、職場に到着。
結局、いつもより遅めの時間になりました。
 
まぁ、仕方ない、仕方ない。
 
それでも、始業前に復旧できたので、良しとしましょう。
 
 
あ、テレビのタイマー忘れてた...
 
ハァ...
 
僕もダメだなぁ..
ぽろぽろ抜けるようになってきた。
 
ちゃんと消してくれてるかなぁ。
 
 
 

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