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【天 気】晴れ 後 曇り
【月 齢】26.2 / 若潮
【認知症】やや不調
【妄 想】多い
朝の様子はこちら → うわあぁぁぁ！！
仕事が終わり、母に電話。
僕「もしもし？」
母「もしもし。」
僕「今日もいちにちおつ．．」
母「もしもし？あれ．．こっちにしてみよか．．．．」
補聴器が外れてるのかな？
電話を当てる耳を変えているっぽい。
母「はい。もしもし？」
僕「もしもし？」
母「もしもし？」
僕「もしも．．し．．．」
母「あれ？聞こえんのじゃろか．．」
母「まぁ、とにかく気を付けておいで。」
と言って、電話が切れた。
両方の補聴器が外れているっぽい。
やっぱりデイの日は、補聴器が外れている可能性が妙に高い。
いつ聞いても
車に乗ってから外れた
としか言わないけど、車に乗ってから、どうして補聴器が外れるのか．．
僕が何度も
誰か呼んで、手伝うておもらいよ？
と言うから、それを気にしての事だろうか．．
実家に到着。
母を見ると、左耳に補聴器は無く、右耳の補聴器は、前後も上下も逆で、
かなりアクロバティックな感じで、耳に捻じ込まれていた。
ひとまず、右耳の補聴器を直す。
そして左耳．．
母「こっち（左）の補聴器が、どこに行ったんか分からんのよ．．」
ストラップの紐を手繰ると、服の中から出てきた。
母「あ、ほうほう。服の中に入れたんよ。」
服の中は落ちる可能性があるので、できればポケットに入れて欲しいけど、
これも何度言っても定着しない。
根気強く言い続けねば．．
左の補聴器も着けて、補聴器がいつ外れたのか聞くと、
案の定、
車に乗ってから外れたんよ
と言う。
信用したいけど．．怪しい。
多分、デイの最中に外れて、右が着いてるからまぁ良いか．．で、
外れた左の補聴器を、服の中に入れ込んだんじゃないかな。
右耳は、家に帰ってマスク外した時に、引っ掛かって外れたんじゃないかな。
まぁ．．
母が「車に乗ってから」と言うので、それ以上は突っ込まないけど、
補聴器が着いてないのは、結構困る．．
母は食事を終えていたようで、僕はおかずを頂きつつ、色々お喋り。
しばらく休んでいる仲良しさんは、１か月ほど休みを取っているとの事。
辞めた訳ではないとの事らしい。
新しいお友達と色々話して、楽しかった様子。
でも、やっぱり泥棒が働きに来ていたようで．．
母「どうしてウチに入って来るんですか？いうて、聞いちゃろか思うんよ。」
ハァ．．
一難去ってまた一難。
そもそも、泥棒の姿は見た事ないと言っているのに、
どうしてその人が「泥棒」だと分かるんだろう．．
でもそれを言っても「分かるんよ」で終わっちゃうし。
人知を超えた世界だもんな．．妄想って。
僕「ほうじゃけど、必ずその人いうて決まった訳じゃないけんなぁ。」
母「ほうよねぇ．．」
僕「人違いじゃってもイカンし、何か言うて、
色々エスカレートしてもイカンけん、放っとくのが一番よ。」
母「ほうよ。もう放っとくしかないわいね。」
分かってるのかなぁ．．
デイのスタッフさんに、いきなり絡み始めると、困るなぁ．．
大家さんの兄弟や、大家さんに絡むより、まだいいけど．．
うーん．．．
ご馳走様して、色々用事。
ふと見ると、いつもの所に財布がない。
用事を終えた母に財布の場所を聞くと．．
母「アイツが来て、持って行ったらイカンけん、隠したんよ。」
と言いつつ、隠した所から財布を引っ張り出す。
これ．．
母が覚えてたら良いけど、忘れていたら、探しようがない感じ。
思いっきり意表を突く所に、かなり巧みに隠してある。
こんな感じで隠すのかと、参考になったけど．．
財布の中には、診察券とか保険証とか、大事な物が色々入っている。
紛失してしまうと、色々困る。
一度、保険証や限度額認定証、介護保険証など、一式を隠されて、
行方不明になってから、その辺りは僕の管理にしている。
診察券や、医療保険証も、僕の管理にしようかな．．
財布に入っているお金は、最悪「あーあ」で済む額しか入ってないし。
僕「隠したら、また盗られるよ？」
母「ほうじゃろか．．」
母「ほじゃけど、そこで見よるけんねぇ．．」
今朝は、ベッドの上に立って様子を見ていたらしい。
泥棒の姿を見たのか見てないのか、さっぱり分からない。
関連性を考えると、こちらがおかしくなりそうなので、
妄想トークは「その場その場」で対処すると良い．．と思う。
関連性や、過去の話しとの整合性を求めると、訳わからなくなる。
僕「隠したら、持って行っても分からん思うて、余計に持っていかれるよ？」
僕「出して、目の着く所に置いといたら、盗ったらバレる思うで、
泥棒はよう手ぇ出さんけんな。」
母「うん．．」
これも、ことある度に言わないと、時々こうして隠してしまう。
こつこつと言っていこう。
夕べ、僕が帰った後で、伯母に電話をしたようで、
祖父母や伯父の眠るお墓の事で、親戚集めて話があるらしく、
僕にも来て話を聞いて欲しいとの事。
４月６日土曜日。時間は分からないとの事。
こういうのをしっかり覚えているのは、凄いと思う。
母「その前に、１回遊びにおいでや言うてくれよるんよ。」
前回伯母の家に行った時、伯母が母放ったらかしで、
あまりに僕としか喋らないので、母が拗ねたのか
「私、おかしいんじゃろか。何か私おかしい事言いよる？」
と、突然言い始めて、ややご機嫌が斜めになった事があり、
伯母がこんな感じなら、しばらく連れて行くまいか．．
と思っていたけど、呼ばれてしまったら仕方ない．．
伯母も喋りたいんだろうけど、僕をメインにしてもらうと困る。
母を降ろして、僕は出掛けるようにしようかな．．
僕「いつでも良いですよ？」
母「うん。」
母「それと、Ｍちゃんが元気なうちに、もう１回行きたいんよ。」
僕「うんうん。また行きましょうか。」
３月，４月、お出掛け予定が色々と入ってきた。
あまりイレギュラーな日が増えると、後が大変だし．．
でも、出掛けるのも刺激になって良い事だし．．
年が明けたらメシ行こうぜ！と、お友達と約束していたけど、
未だに行けていない。
すまん、友よ．．
少し上向いたかな？と思ったんだけどなぁ．．
今日もえらく妄想が多いし、今夜は幻視も多い。
母、今夜はゆっくり眠れるかな．．
明日もゆっくりして欲しいけど、妄想一色の１日になりそうで．．
どうにかしてあげたいけど、どうにもならないのが、もどかしい。
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