ご訪問ありがとうございます。
 
 
時々悩む事。
 
何をどこまで、どうサポートするのか..
 
少しずつ、日々の習慣だった事も忘れるようになり、
普通に使えていた物の扱いが難しくなり、
できない事も増えつつある。
 
どの段階まで様子を見て、どこからサポートするのか..
 
 
あまり手を掛けすぎると、出来ていた事が出来なくなる。
 
かと言って、間違いや失敗が増えたり、それを指摘し過ぎたりすると、
自信喪失につながるだろうし、無理に頑張らせるのは、
母の苦痛になりそうで..
 
難しい。
 
 
僕らの “できない” と、母の “できない” は、根本的に違うと思う。
母の“できない”は、僕らで言うと、例えば..
 
 遠い昔に、何回か見た事がある事を、突然「やって?」と言われる
 
そんな感じに似てるのかも。
確かにやった事はある気がするし、見た事もある気がするけど、
どこをどうしてたっけ..分からない...そんな感じ?
 
僕からすると、
 
 最近まで出来ていたのだから、まだ出来るはず..
 
と、ついつい考えてしまうけど、これはきっと僕のエゴで、僕の中で、
“まだできて欲しい!”との思い?願望?が強いんだろうなと思う。
 
きっと僕は、ちゃんと出来た母を見て、僕自身が安心したいんだろうな..
 
でもこれって、僕のエゴですよね。
 
 
母からすると、単純にやり方を忘れた訳ではなく..
 
やり方そのものが消え去ったり、理解できなくなったり、
どうしたら良いか、混乱して考えが上手く纏まらなくなったり..
 
きっと色んな要素が絡み絡んで、
 
 やりたくてもできない
 やろうと思ってもできない
 説明されても理解できない
 やろうと思えば思うほど、うまくできない
 
そんな状態なんじゃないかな..と思う。
 
それを無理に頑張らせるのは、もしかして母にとって、
苦痛になるんじゃないかな..
 
 「こんな事もできなくなって..」
 
と、自分を追い込んで、自信を落とす事になるんじゃないかな..
 
僕も、サッパリ分からない勉強や仕事を「やれ」と
無理矢理押し付けられると苦痛になる。
 
それを母に強いようとしてるのではないか..
 
 
でも..
 
今日出来なくても、明日できる事も結構ある。
数日できなくても、ある日突然、まだ出来るようになる事もある。
 
どう見極めて、どこまで頑張ってもらって、どこからサポートするか..
 
 
母はまだ、色んな事が自力でできる。
傍で見ている僕もそう思うし、母自身も「まだ大丈夫」と自負がある。
 
母はまだ動けるので
 
 まだまだ大丈夫!
 まだ自分でできる!
 
と思ってもらう事が大事なんじゃないかな。
 
母には、その自信を大事にしてもらいたいし、
自分で色々動いてもらう事が、大事なんじゃないかな..
 
やっともらった結果、失敗していたり、
出ない事を、さり気なくサポート。
 
と思って、完全にできなくなった事や、危険を伴う怪し事以外は
基本的に手を出さず、母にお任せするように心がけている。
 
でも..
 
かなり怪しい事や、母が“あとでする”と言って、何日経っても変化が無い事を、
コッソリやって、それに気づいた母に
 
 「アンタがサッサとしてしまうけん」
 
とチクッと言われてしまったり..
 
 
母がこれからも、自信をもって楽しく暮らしていくために、
どこまで頑張ってもらって、どこからサポートするか..
 
その線引きは、日々の様子を見ながらの駆け引き?になるんだろうけど..
 
難しいなぁ。
 
 
大体僕が、お節介で心配性なのもよくないんですよね(笑)
 
命や尊厳にかかわる事以外、ほったらかすのが一番なんでしょうけど..
 
あえて何もせず、かといって放ったらかしにする事も無く、
黙ってしっかり見守るが、一番良いんでしょうけど..
 
 
なんか、前にも似たような事書いた気がするけど..
同じ所をぐるぐる回るのも、介護あるあるですね(笑)
 
 
 

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