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【天 気】雨 後 曇り  ※朝の天気
【月 齢】12.1 / 中潮
【認知症】不調  ※朝の様子
【妄 想】多い  ※朝の様子
 
夕べの書き忘れ..
 
 カーディガンは発見できず..
 どーこに仕舞い込んだのやら。
 
失くしてから時間が経ってしまったので、見付けても、
「お母さんのじゃない」と言いそうな気がする..
 
 
さて。
 
 
夕べは痛みで何度も目が覚めて、しっかり寝不足。
寝ている時に、痛くないように注意して寝返り..なんて、できませんしね(笑)
 
さて母はどうかな?しっかり眠れたかな?
昨日、結構水分摂ってたから、心配ではあるけど..
 
何はともあれ、7時30分。いつも通り実家に到着。
 
 
玄関の鍵が開いていたり、印や板も外されているのは、
昨日からわそのままなのか、今朝頑張ったのか、分からないけど..
 
家に入ると、母が居た。
 
「おう。おはようさん。」
 
母は無言で、元僕の部屋を指差して、よく分からなジェスチャーをしている。
しっかり妄想顔。
 
補聴器してないし、大きな声で話し掛けると
 
 「しーっ!」
 
と黙らせるので、何が言いたいのか、サッパリ分からない..
 
 まぁ..泥棒が居るんだろうな。
 閉じ込めてると言いたいんだろうな。
 
元僕の部屋を開けると、まぁ当然誰もいない訳で..
 
誰もおらんよ?
 
「ええっ?」
 
「ほじゃけど、今朝開けよ思たら開かんし、向こうからドーン!と何やら
突いてきたけん、開けるな!いう事じゃな思うてね。」
 
「戸が(指先で2cmくらいの幅を示して)これくらい開いたけん、
手ぇ突っ込んだら、向こうから閉められて、手ぇ詰めたんよ..」
 
「どうしてあの間に逃げられるんじゃろか..」
 
窓は内側から鍵が掛かっていて、開いた形跡はない。
昨日のまま、何も変わっていない。
 
「布団やらストーブやらがあろ?」
 
「うん。無いな。」
 
「あの間に..不思議でいかん。」
 
入れ歯は付けてないけど、完全な妄想顔。
こんな時は、否定も肯定もせず、曖昧な回答をすると、
 
 「間違いなく居ったんよ!分かるんよ!」
 「確かに聞こえたんよ!」
 
と、ますます固まってしまう..
 
まぁ、妄想顔じゃなくても、
 
 窓の鍵も開いてないから逃げようがないのに誰もいない
  ↓
 気のせいだったのかな?
 
には絶対ならなくて、泥棒は居る事が前提で揺るぎはない。
妄想たる所以なのか、認知症あるあるなのか..
 
 
僕が「うんうんけと聞いているせいもあり、
いつもの朝の挨拶もなく、妄想トークが止まらない。
 
話しから推察すると、恐らく..
 
 朝、母は、元僕の部屋の戸を開けようとした。
 ※元僕の部屋の引き戸は立て付けが悪く、かなり重い。
 ※僕でも重く感じるし、引っ掛かかると、もの凄く開けにくい。
 
 母が戸を開けようとして、戸をガタガタしたんだと思う。
 何かの拍子で隙間が空いた時に「がたん!」と音がしたのを、
 泥棒が部屋の中から、戸を突いた音に感じた..
 
 開いた隙間に指先突っ込んで開けようとして、手を詰めたのを、
 泥棒が部屋の内側から閉められたと感じた..
 
こんな所だと思う。
 
この戸も、何度も直そうと話しているけど、直させてくれない。
軽く開け閉めできると、泥棒が出入りしても分からなくなる..
らしい..
 
 
母を部屋に行くよう促しつつ台所に行くと、ヤカンが激しく沸騰していた。
床を見ると、昨日買った厚揚げが、パッケージのまま転がっている..
 
なんで??
 
お湯が湧きかえりよるよ
 
お湯の事まで気が回っていない..
まだ納得できないようで、泥棒がどうやって逃げたのか推理をしている。
 
IHのスイッチを切って、厚揚げを拾って母に渡すと、
少し我に返ったようで..
 
「ああ、冷凍にしとこ思うて、出したんよ。」
 
いつから??
 
ま、夕べからだとしても、冬場だし..
温もってる感も無いから、大丈夫かな。
 
まずは補聴器しましょうか。
 
補聴器は引き出しの中に仕舞ったまま。
 
テレビを点けて、僕が左側を着けていると、右は自力で着けようとしてくれた。
左を着け終わって、右の様子を見ていると、やっぱりどうしても入らない。
 
「ここ入れたらええんじゃろ?」
 
と僕に見せた所は、ちゃんと合ってる。
でもその後、なぜか持ち替えて、向きを変えてから捻じ込もうとする..
 
「イカンがね..」
 
「やりましょか?」
 
右も僕が着けました。
 
 
やっと少し冷静になってきたのか、目が覚めてきたのか..
会話が普通になってきた。
 
「ああ、昨日はありがとう。」
 
「いいええ。どういたしまして(笑)」
 
案の定、夕べはトイレに何度も行って、眠れなかったらしい。
 
 
母が朝食の支度をしている間に、ファンヒーターの灯油を給油。
夕方まで持ちそうだったけど、念のため..
 
「(灯油)だいぶ減っとった?」
 
「いいやぁ?あーんまり減ってなかったよ?」
 
「自分の家からストーブ持って来て、使いよるけんね。」
 
とてもナチュラルに、泥棒の話に切り替える母。
ここで僕がどう答えても、結果は一緒..
 
 灯油が減っている → 泥棒が使った
 戸優は減ってない → 泥棒が自分の家から持って来て使っている
 
どっちにしても、泥棒が来ている事に揺るぎはない。
 
泥棒がウチのストーブを使ったら、灯油代がたまらん!と
二次災害に発展しかねない。
この際、泥棒さんには、ストーブ持参で来てもらうようにしよう。
 
 
いつものお薬入れを見てみると、物凄く目立つ所に置いて、
帰り際に何度も念押しした、夕食後のお薬を飲み忘れていた。
 
多分夕べは、晩御飯食べずに寝たんだろうな..そんな気がする。
昼食沢山食べて、果物食べて、ケーキ(全体の1/4)食べたもんな..
 
母に朝食を食べる事と、お薬忘れないように念押しして、
僕は仕事に向かいました。
 
 
今日は、ヘルパーさんが来てくれる時間が、いつもと違う。
昨日も言ってあるけど、今の状態の母は覚えていないと思うので、
11時過ぎに母に電話。
 
「どしたん?何ぞ用事?」
 
声?喋り方?がいつもと違う。嫌な予感..
 
今日はヘルパーさんが来るのが、1時半か2時頃になる事を伝えると、
案の定、母は忘れていました。
 
「ほじゃけん、お昼ご飯食べといたらええわい。」
 
「そうしょうわい。」
 
何故か「ヘヘッ」と笑う母。嫌な笑い方..
 
「なんぞありましたかね?」
 
「盗られとるんよ。」
 
「なにを?」
 
「布団と布団の隙間に押し込んどいたんじゃけど、全部盗られとるんよ。」
 
「何を盗られたん?」
 
「肌着やらなにやら全部。」
 
ちょっとイラッとしてる感じの喋り方。
昨日買った衣類を、全部盗られたらしい。
 
ああ..つらい...
 
「まぁ夕方行った時に、僕も見てみろわい。」
 
「うん、まぁ見とぉみや。」
 
自分も散々探して見付けられなかったので、
僕が探しても出てこないと思っている母。
 
「隠したら盗っても分からん思うて、余計に盗られるけん、
隠さずに見える所に置いといたらええよ。」
 
もう、何回言ったか分からないくらい、
何度も何度も繰り返して言っているセリフ。
 
 
衣類の管理、僕が管理した方が良いのかな。
 
でもきっと、母はそれを良しとしない..
上手くさり気無く、「ここに置いとくよー」とかでもいいか。
でもそうすると、自分で片付けなくなりそうだし..
 
買って来た物には、印付けとくように言ったけど、多分付けてないんだろうな。
 
昨日、ちょっと急いで帰ったので、色々曖昧になったのが良くなかった。
何も無い、普通の日曜に買いに行けば良かった..
 
 
布団と布団の間に隠したと言うのは、
多分別の記憶か、取り繕い的に考えた話。
 
全く別の所に隠してあるか、着る前に洗おうと思って、
洗濯機に入れて、それを忘れてしまったか..
 
早く探し出さないと、
 
 「泥棒の嫁さんのじゃ。」
 
になってしまいそうな気がする。
 
多分、自分がどんなものを買ったのか、
記憶はあやふやだろうし、最悪覚えてないだろうし..
 
 
今回の低迷期は、過去最悪だな。
きっと今後も、低迷期に入る度に、過去最悪を更新するんだろうな..
 
と言うか、今回の低迷期、結構長いので、
このまま戻らないと、腹を括った方が良いのかな..
 
物盗られ妄想で「お金盗られた」は覚悟していたけど、
衣類の管理で、こんなに悩む日が来るとは思わなかったな(笑)
 
なかなか、思うようにいきませんね。
 
がんばろ..
 
 
夕方の様子はこちら → 別の物発見
 
 
 

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