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【天 気】晴れ 時々 曇り
【月 齢】9.1 / 小潮
【認知症】不調
【妄 想】多い
 
 
朝の様子はこちら → 鯉のぼり
 
 
仕事が終わり、母に電話。
 
「もしもし。あー、お疲れさん。」
 
「今日も寒いなぁ。」
 
ここで、補聴器がズレたりした時に出る“ピーッ!”という
ハウリングじゃなくて..何の音?かなり高い高音の音が鳴った。
 
これを境に、話が通じなくなった。
補聴器が怪しい..
 
「お風呂に入ってから、補聴器がイカンのよ。」
 
あー..
 
晩御飯食べた?の問い掛けにも答えられず、言いたい事をしゃべる母。
全力で
 
 「ぼちぼち行きます!
 
と絶叫したのが、なんとか通じました。
 
また喉が潰れた..
ヒステリー球も治ってないのになぁ..
ま、ヒステリー球は、声が潰れる事に関係ないけど(笑)
 
お風呂はやっぱり、前に考えた方法が一番良いと思うんだけどな..
 
 僕が行って用事が終わってから入ってもらって、
 母がお風呂から出るまで待つ..
 
そしたら、夕方まで補聴器外す事も無いし、入浴後に電気も消せるし、
脱いだ服やタオルも片付けられるし、補聴器もすぐに着けられるし..
 
当時、母を含めて、僕の周囲は全員反対(笑)
 
ま、門限のある今は、まずは交渉して門限緩和しないと
話しが前向いて勧められないけど..
 
 
色々考えつつ、実家に到着。
 
案の定、母は夕食の支度はしていたけど、食べずに待っていた。
 
少しで良いから、食べていて欲しいんだけど..
補聴器が着いてないと、電話でそれも伝えられない。
 
 母がお風呂出るまで待っているのって、そんなにダメなんだろうか。
 19時に実家を出ているのが、19時30分~19時40分になるくらいなんだけど..
 
と、自分の都合ばかり考えていたのが悪かったのか、母はグダグダ状態。
4日の疲れが出た上に、お風呂でどっと疲れちゃったかな..
 
飛びまくる話題、噛み合わない会話..
 
めげずに色々お喋りしつつ、食事の支度をして
母の夕食タイム。
 
まともに会話しようとすると、なかなか大変(笑)
 
なんとか話を合わせて、なんとか笑ってもらえて、
最初は「食べたくない」と言っていたけど、
少ないなりに食べてくれました。
 
夕食のお薬も、袋の2辺を破ってしまって、こぼしそう。
見ていると、口に含もうとしてる段階から、粉が落ちている..
 
今日はお薬を飲ませました。
 
 
色々用事が終わり、灯油を足そうとカートリッジを抜いたら、
 
「だいぶ減っとる?」
 
「今日はだいぶ減っとるなぁ。」
 
「1日点けとったけんね。」
 
まぁ、部屋の入り口が半開きで点けてるから、ほぼ常にフル稼働状態。
灯油はあっという間になくなるよね..
 
「昼間も来て、点けとるけんね。わかるんよ。」
 
自分が1日点けとったと言った直後なのに..
1日部屋にいたのなら、泥棒と会ってるでしょうに..
ま、そんな理屈は、母には通用しない。
 
「ほうかね。いかんなぁ..」
「まぁ、灯油足してこうわい。」
 
 
台所に、お風呂に入った時に脱いだ服やタオルが積まれてある。
夜、トイレに行く時に危ないので、横に寄せておいた。
また「泥棒が触った!」になるといけないので、母に報告。
すると..
 
「アイツのと一緒にするのはイヤじゃけん、あそこに置いとるんよ。」
 
昨日の洗濯機の中の洗濯物..
やっぱり泥棒の物になってしまってた..
 
辛い..
 
「婆さんのじゃないんかなぁ..思うもんも入っとるけん、
洗うて干す時にように見て、自分のと自分のじゃないのを
分けといたらええわい。」
 
「うん。そうしょうわい。」
 
「違うの分からんのは、僕もまた見てみましょうわい。」
 
幾つかでも良いので、「自分の物」と認識してもらえると良いな。
先日買ったパジャマとか肌着とか、見慣れてない物は怪しいなぁ..
 
 
灯油カートリッジをファンヒーターにセットして..
 
「部屋の戸が空いとったら寒いし、部屋もなかなか温もらんけん、
戸を、ように閉めといたらええわい。」
 
「ほうよ。」
「ように閉めとったら、開ける時にギィーいうけん、分かるけんね。」
 
ちがう。
そうじゃない..
 
「それが聞こえんのじゃけんねぇ..」
「寝る前の薬飲むん、止めないかん。」
 
いや、だからそうじゃなくて...
 
「まぁ、夜は寝ないかんけん、お薬飲んでゆっくり寝て下さい。」
 
「うんー...」
 
普通の話の時は、話題は飛ぶし噛み合わないのに、
妄想トークの時だけ、変にしっかりする..
話していて、切なくなる。
 
 
実家を後にする時、いつも僕が外に出て、母が中から施錠して、
閉め忘れの印と、転落防止の板をセットした後で、玄関の電気を消す。
 
電気が消えてから、車を出して帰っています。
母もそれを認識してくれていました。
 
今日も同じ段取りで..と思ったら、
電気を消す事なく、母のシルエットが遠ざかった。
 
あれ?
 
母に電話
 
「どしたん?」
 
「玄関の電気が消えてませんよ?」
 
「そんなん、いつ点けたんかも、いつ消したんかも知らんがね(笑)」
 
「まぁ、玄関の電気消してくださいや。」
 
消さないと、また泥棒のせいになる..
 
電話で喋りながら母が来たっぽい。
 
「今から消すけんね。ほしたら..」
 
電話が切れて、門灯が点いて母が遠ざかっていく..
いや、そうじゃない...
 
もう一回電話するけど、今度は出ない...
 
しばらく間を開けて、再度電話。
 
「どしたん?」
 
「玄関の電気が消えてないよ?」
 
「ええっ?さっき消したんじゃけど、消えてない?」
 
「さっきのは門灯じゃな。」
 
「玄関の電気言うたら、それしか知らんがね。」
 
再び電話をしながら近づいてくる。
 
転送が怖いので、電話切ってから来て欲しいけど、
母が切らせてくれない。
 
「消えるかどうか見よって?」
 
「うん。」
 
「お風呂の電気じゃないんよね..」
 
「うん。そこじゃなくて、違うスイッチの所じゃな。」
 
「ええっ?...ああ、これか..」
 
やっと両方とも電気が消えました。
 
「うん。両方消えました。」
 
「寒いけん、はよお帰り。」
 
玄関を出て電気が消えるまで、15分ほどかかりました..
一時的な物だと思うけど..
 
 
グダグダだなぁ...
 
まだまだ下るのかな。どこまで落ちるかなな..
 
ま..仕方ない。仕方ない。
 
今夜ゆっくり寝て、明日には少しでも、
良い兆しが見れると良いな。
 
 
 

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