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【天 気】晴れ
【月 齢】21.4 / 中潮 (下限)
【認知症】普通
【妄 想】通常
朝、準備ができて、さて、そろそろ実家に行きますか
と言うタイミングで、母から電話。
母「悪いんじゃけど、来る時にオニギリ5個買うてきてくれる?」
僕「はいはい。もうすぐ行きますので。」
5個..
オニギリのリクエストはたまにあるのですが、大体3個まで。
それが5個..
色々考えながら、リクエスト通りに買い物をして、実家へ。
実家に着いて見てみると、左の補聴器の着け方が変だし、
顔つきと声に元気がない。
動きもどことなく重い。
補聴器は、前後逆に着いていた。
左右ではなくて前後。向きが違う。
うーん..
最近調子が良かったけど、ちょっと下り坂?
補聴器を直してもらって、おしゃべり。
母「夕べはほとんど寝てないんよ..」
なるほど。
・寝ていたら、玄関を開けたり閉めたりする音が聞こえた。
・最初は向かいの家の玄関を開け閉めしていたけど、
途中から、ウチの玄関を開け閉めしはじめた。
・ウチの玄関を開け閉めされたらたまらないので、玄関を見に行くと、
サッと自分の家に逃げ込んだ。
・部屋中を見て回ったけど、泥棒はもう居なかった。
・それから全然眠れなかった。
という事だった。
ツッコミどころは多いけど、突っ込んでも仕方ない。
それよりも、元気がない原因が分かって良かった。
僕「ほうかね。いかんなぁ..」
母「ほうよ..」
僕「今日はまた、(うとうとする仕草をして)こんなになるんじゃない?」
母「ご飯食べた後、ずーっと起きとれる自信が無いねぇ(笑)」
テレビが点いていて、海の景色が映っていました。
キラキラと光りを反射してる水面の映像が、幻視を呼んだのか
母「扇風機に、なにやらいっぱい引っ付いとる。」
テレビの横に置いてある、まだ仕舞っていないサーキュレーター。
それに何か付いているらしい。
僕「なんにもないよ?」
母「ほお?アレがいっぱい付いとるように見えるんよ。」
僕「なんじゃろ?」
母「泡じゃのうて..あれよ、あれ。」
なにやらジェスチャーしている。
母「ストローで、ぷーっと吹く...あれよ。」
僕「シャボン玉かね(笑)」
母「ほうほう、シャボン玉(笑)」
母「シャボン玉が、いっぱい付いとるように見えるんよ(笑)」
僕「ほうかね(笑)」
コーヒーを飲み終えた所で、お買い物に出発。
幻視傾向かな?
会話は悪くないけど、睡眠不足で集中力が落ちてそうだし、
今日の買い物は大変になるかも..
と思っていたけど、買い物は特に問題なし。
ドラッグストアも、いつものスーパーも、
お昼のおかずを買いに寄ったスーパーも、
全く問題なし。
帰りも自宅周辺の景色や、自宅を認識できたし、
鍵も1発で開けられた。
調子を悪くない感じだなぁ..
買い物した荷物を置き、僕はちょっとトイレに。
便座が汚れていたので、急いで掃除して戻ってみると、
母が買い物の片付けをしてくれていました。
寝不足だけど、調子は悪くなさそう。
昼食タイム。
お喋りしつつ食べたのが良かったのか、いろんな種類のオニギリが
楽しかったのか、母がオニギリ2つ食べました。
いつもは1個を持て余すのですが..
おかずはあまり食べてないけど、オニギリ2つ食べたので、
良しとしましょうか。
本当は、おかずを食べて欲しいのですが..
それにしても、何か感じる所があったのか、お腹が空いていたのか、
おにぎり5個買って、正解でした。
後編に続きます。
後編はコチラ → 寝てない母<後編>
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