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８月２３日（水）
【午前】雨
【午後】曇り
【月齢】6.7
【台風】なし
滅多にない発熱で、ちょっと元気の無い母。
朝、電話しようかと思ったけど．．
昨日夕方、少し回復の兆しが見えていたし、あまり気にし過ぎると、
母も気にして、調子が悪くても言わなくなりそうなので、電話は見送り。
夕方の電話は、なんとなく元気がない感じだけど．．
会話も若干途切れ気味。
母「ほしたら、おかずでも炊きましょうわい。」
僕「楽しみにしてますので！」
ぶっと吹き出し
母「大した物はできませんけどね（笑）」
ご飯作ろうと思えるくらいには、元気が出てきたのか、
何かせねばと、自分を奮い立たせたのか．．
でも、笑いが出たのは好印象。
実家に着くと、母はおかずを作り終えて、高校野球を観ていた。
母「慶応が勝ちよるよ。」
僕「ほうかね。」
野球を観ながらサッと色々チェックすると、お昼のお薬を飲み忘れていた。
母、今回もご褒美をもらい損ねる（笑）
僕「ヘルパーさんに、コケた事言うた？」
母「言わんでも知っとってね、来たらすぐ
『ころげた言うて聞いたけど、どんなぁ？』言うて言われてね、
もう皆知っとるんじゃね（笑）」
僕「月曜のヘルパーさんが報告してくれたんじゃわい。」
喋りながら熱を測ると、36.8度。
うん。ひとまず落ち着いたかな。
おかずを頂きつつ、母の夕食に付き合ったけど、
食欲はまだ戻っていないようで、結構小食。
おかずはそこそこ食べたので、まあ良しとしましょう。
また38キロまで回復させて、時間を掛けて40キロを目指したいなぁ．．
僕「コケたとこはどんな？」
母「うん。頭打ったとこは、もうどうもないね。」
僕「首はどんな？」
母「うん。だいぶようなってきた。」
と、首を左右に振ったり、上下に振ったり．．
調子に乗って勢いよく上を向いたもんだから．．
母「イタッ．．」
僕「ホレ。あんまり無理せられんよ？」
母「うん。ポキッ言うたら大事じゃけんな（笑）」
僕「大事じゃ済まんがね（笑）」
ちょっとずつ元気も出て来て、笑いも出始めた。
体調は、もう大丈夫かな。
ひと安心。
あとは認知力が上がってきたらなぁ．．
夕食が終わり、それぞれ用事。
母は夕食の片付けと、ごみの取りまとめ。
僕は明日のお薬の準備と、簡単に掃除。
目薬を点して、母に明日のお薬の説明。
説明しても、自分で出して飲んじゃうから微妙だけど．．
僕「明日は、お昼のお薬とピンクの目薬（ガチフロ）は、持って行って下さいね。」
母「はい。忘れんように持って行かないかんね。」
デイに行く気でいてくれるっぽい。
帰り際．．
僕「ほしたら、明日は楽しくお喋りしてきてくださいね。」
母「うん．．いってこうわい。」
行き渋りは無いけど、声が若干重いと言うか、引っ掛かると言うか．．
妄想トークは無かったけど、頭の中には妄想があるなぁ。
楽しくお喋りしている時だけは、唯一“泥棒”を頭から追い出せる。
明日はその貴重な日。
泥棒の事は忘れて、楽しい時間を過ごせますように．．
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