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仕事帰り、母に電話した。
声の調子はまぁまぁ良さそうだが..
 
「ゆっくりできましたかね?。」
 
「ゆっくり..うーん....ゆっくりは出来たよ。」
 
ちょっと声が重い。
こういう時は何かある..
 
「今日帰りに寄ってくれるん?。」
 
「うん。また灯油を足しに行きましょうわい。」
 
「すまんね。来てくれた時に、布団動かして欲しいんよ。」
 
いやーな予感。
いつも着ている布団の事か、先月お友達にもらった布団の事か..
もしくは、妄想で「持って来られた」と言っていた布団の事か..
 
「うんうん。ええよ。」
 
話している感じは普通で、ズレ具合などは平常運転。
声が重い原因は、妄想かなぁ..
 
と色々思いつつ、実家に到着。
 
「さて、早速じゃけど、どれ動かす?。」
 
「これを押し入れに入れよ思うたら、よう入れんのじゃがね。」
 
動かすのは、この前お友達から貰った布団。
それを、自分の部屋の押し入れに入れようとしたらしい。
 
お安い御用。と思っていると..
 
「こっちの部屋の押し入れに入れよ思たんじゃけど、布団をいっぱい持ってきて入れられとるもんじゃけん、入らんのじゃがね。」
 
ああ、やっぱり...
 
「戸も外しとるし。」
 
話の流れで、先月の事は覚えていない事が分かった。
先月は、戸が壊れた事は思い出したけど、今日は戸が壊れていた事も忘れていた。
忘れている範囲が、少しずつ拡大してる?
 
忘れつつあるエピソードの、それでも断片的に残っている記憶が、少しずつこぼれ落ちている感じ..
 
先月の時は、結構インパクトが強かったので、少し話すと思い出しそうな気もするけど、わざわざ嫌な記憶を呼び起こさなくてもいいか..
 
「いかんなぁ。僕もちょっと何か考えとこわい。」
 
とだけ言って、布団を動かす方に意識を向けた。
 
電話の時に声が重かったのは、やっぱり妄想が回っていたのか。
自分で片付けようとして、押し入れを開けて、妄想が回ったんだなぁ。
母も難儀だな..
 
 
布団は、今日の所は、邪魔にならない所に動かしただけ。
今週は火曜日が休みなので、火曜に押し入れにしまう事にした。
 
ざっくり移動させた後は、お茶とおかずが出てきた。
すっかり定着してしまった..
 
お茶とおかずを頂きつつ、しばしお喋り。
今日はお喋りの時間が短く、様子がよくわからなかった。
短時間で様子を探り切れなかったと言う事は、調子は良いと言う事かな。
 
 
機嫌よく、色々笑いながらお喋りして、実家を後にした。
 
明日はヘルパーさんが来てくれる。
余った時間で、楽しくおしゃべりできると良いな。
 
 

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