2022年9月の出来事です。

 

仕事帰り、燃えるゴミを回収しに実家に寄って、しばしおしゃべり。

明日のデイを休んで、家で様子を見たい」と言い出した母。

 

母は、自分がデイに言っている最中に、大家さんの家族が家に入って、

タンスに女性物の服を入れたり、物の場所をちょっと変えたりしていると

思っています。

 

だめ。却下。

 

「家に籠って、ずっと考えよったら、鬱になったらいかんがね。

  明日はデイに行って、楽しい時間を過ごした方がええと思うよ」

「ほやろか..行ったら行ったで楽しいんやけど..」

「ほやろほやろ。行って来たらええわい」

「そしたらそうしょうかねぇ。気にはなるけど..」

「あんまり気にせんと、楽しい時間を過ごしといで」

 

あっさりとデイに行くと言ってくれた。

その話の続きで..

 

「夕べ夜中に、外で大きな声がしてね、びっくりして目が覚めたんよ。

  ほしたらね、誰か知らんけど、大きな声で喧嘩しよってね、

  補聴器外しとってもハッキリ聞こえるくらいやけん、もの凄い大声よ」

 

え..

母は耳が悪く、補聴器を外してしまうと、大声で話しても

あまり聞き取れない。

それが、補聴器なしでハッキリ聞き取れたって事は..

 

「でね、横見たら、あんたとお爺さん(母の父)が寝よってね、

  目ぇ覚ましたら止めに出たらいかんけん、その前にあんたらを

  引き留めないかん..思うてね」

「うん..」

「でも、よう考えたら、お爺さんはとうに亡くなっとるし、

  あんたはウチにはおらんけん、ここに居るはずない思てね、

  よーに見たら居らなんだわい」

 

幻視かな?せん妄かな..分からない。

 

「ほやけど、あんたらが消えても、喧嘩は続いとったけん、

  あれは本当やと思う。近所の人みんな寝不足やわい」

 

それは大変やったねと、当たり障りなく流したが..

多分その「喧嘩」も大声も、無かったんだろうな。

 

幻聴も出始めたんだろうか..

せん妄のひとつなのかな。

 

色んな事が次々に起きて、自分の感情も頭の中も、整理が追い付かない..