旧万世橋駅跡に行ってみた 後編
前回からの続きです。
いよいよ万世橋駅跡に入ります。
万世橋駅跡に残っているのは、当時の階段とプラットホームの一部が残されています。
まずは1935階段です。
こちらの階段は交通博物館の新館の完成に合わせて1935年に作られた階段とのことです。
昼間とはいえちょっと薄暗いですが、この階段を登ると・・・
当時のプラットホーム上屋基礎が目の前にありました。
そしてこのスペースが何かというと、万世橋駅のプラットホーム跡を整備したスペースになっています。
駅跡ということもあり、本当に傍を列車が通過していきます。
車内からは動きながらしか見られなかった保線スペースもこのように近くで見ることができます。
交通博物館の閉館直前は、この場所に寝台客車が止まっていました。写真が残っていないので形式が分かりませんが・・・
なお、このスペースにはカフェも併設されており、食事をしながら列車を眺めることもできます。
さて、この場所にはもう一つの階段があります。
それがこちらの「1912階段」です。
こちらの階段は駅が開業した1912年に作られた階段で、こちらの階段を経由すると直接交通博物館に入れたそうです。
入れるのはVIPだけだったのでしょうか・・・
今度はカフェスペースでゆっくり車両を眺めたいですね・・・