離島を結ぶ船の時刻表を見ていて,
「鳩間島」の存在を初めて知りました.
西表島から石垣島に戻る途中,その「鳩間島」に向かいました.
鳩間島に到着.
周囲わずか4kmという小さな島です.
探検の開始.
最初に目に付いたのが,築150年の「くしけぇ」という素泊まり民宿.
隣に,食堂が建っています.
ただ,その日は,石垣島に買い出しのため休業.
できるだけ海に沿って,舗装されていない道路を進みます.
行き止まりの時は,戻って,別の道をトコトコ.
広々とした島の小中学校は,海に面して建っていました.
「外若浜」と書かれた立て札を見つけて,海岸に下りてみました.
きれいな海が広がっていましたが,
砂浜の手前には,大量のベッド取ると発泡スチロール箱.
驚いたというより,ショックでした !!
この後,別の浜にも行きましたが,同じような光景でした.
これは,この島の旅行者が捨てたものではなく,
どこかから流れついたものだと思います.
亜熱帯植物に囲まれた細い道を歩いていると,
どこからか超が現れ,道案内するかのように飛び回ります.
約2時間で島を一周した後,再び,民宿「くしけぇ」に戻り,休憩.
どうしても,ここで「泡盛」を飲みたくて,宿の主にお願いたら,
「台所にあるから飲んでいいよ」と言われ,
遠慮なく,2杯もご馳走になりました(ありがとうございました).
「鳩間島」へは,
朝と夕方の2回,石垣島から西表島(上原港)を経由で船が到着.
当然,海が荒れると,船はストップし,物資が届きません.
この点,鉄道などの陸上交通とは違います.
アクセス的には便利とは言えない鳩間島ですが,
インターネット通信は全く問題ありません.
ちょっと不思議な時代です.