JR倉敷駅の駅舎を出て,右手に進むと,「水島臨海鉄道のりば」という文字が見えて来ました.
水島臨海鉄道・水島本線は,倉敷市の倉敷市駅から三菱自工前駅を経て,倉敷貨物ターミナル駅に至る鉄道路線です.
1943年6月,水島に建設された軍需工場の専用鉄道として開業.
戦後は,旅客だけでなく<水島臨海工業地帯の工場からの製品輸送を行っています.
乗車するのは,水色塗装のキハ37形101と102の2両編成.
おっと,こんな所に「福井駅」が・・・
朝晩など一部を除いて,「水島駅」で終点.
この時間,駅ホームにほとんど人影はありません.
車内は,こんな様子です.
「倉敷市駅」に戻る車両を見送りました.
水色の空と同化します.
待ち時間を利用して,駅の外に出てみました.
「三菱自工前駅」行きのMRT300形車両が接近.
一駅で,「三菱自工前駅」.
この線路の先は,倉敷貨物ターミナル駅となっています.
旅客用は,この「三菱自工前駅」が終着ですが,乗客を降ろした車両は,「貨物ターミナル駅」方向に走り去ります.
17時に終業サイレンが鳴ります.
それを聞いて,倉敷市駅行きのMRT300形車両に乗車.
海が見えます.
左手の線路は,貨物輸送用.
「水島駅」からは,乗客が増えてきました.
1両の車両は,乗客で一杯です.
「倉敷市駅」に近づいて来ました.
左手に分かれる貨物用線路は,山陽本線の線路に合流.
「倉敷市駅」に到着.