「吉松駅」で「いさぶろう号」を下車して,
観光列車「はやとの風」を待ちました.
7月始めの大雨の影響のためか,
約20分遅れて「吉松駅」ホームに滑り込んできました.
待ちわびた乗客が,一斉にシャッターを押します.
駅の構造を知っているので,駅舎側のホームで待ちました.
「吉松駅」に到着後,
座席の向きを変えて,すぐに発車.
何度なく被写体となった観光列車「隼人の風」に
初めての一歩を踏み入れます.
とは言え,乗車区間は,
「吉松駅」から「嘉例川駅」間の約30分だけ.
限られた時間で,車内探検の開始.
自然木をぜいたくに使った内装です.
「いさぶろう」から乗り継いだ乗客で,
座席はかなり埋まっていました.
発車時間が遅れていたので,
残念ながら,途中の「大隅横川駅」での停車時間は省略.
そして,「霧島温泉駅」に続いて,「嘉例川駅」に停車.
何度も来たことのあるホームに,
「はやとの風」から初めて降り立ちました.
そして,隼人駅方面に向かう「はやとの風」を見送りました.
この「嘉例川駅」は,全国でも珍しい特急が停車する無人駅.
現在は,線路は駅舎側ホームだけに残っています.
この「嘉例川駅」き,1903年開業の木造駅舎.
大切に残してほしい駅舎です.