ブラジル鉄道★リポート2018 Part 4 | 夢見る“乗り & 撮り鉄❤日記”

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※福井県大野市出身、金沢市在住

Campo Grandeには,沖縄出身の移住者が多く暮らしています.

これは,沖縄県人入植100周年(2014年)の記念碑.

Campo Grande鉄道駅のすぐ隣にあります.

ここで驚いたのが,蒸気機関車のモニュメント.

このように,空に向かって設置されています.

後ろ部分だけで支えられているので,

空に向かって発車するような感じがします.

どのような意図で,これが作られたのか,とても興味があります.

1908年,

移民船「笠戸丸」で781人の日系人がブラジルへ渡りました.

このうち325人が沖縄県の出身者.

沖縄県人の皆さんが,サンパウロからの鉄道敷設工事に従事し,

多くの犠牲者を出しながら,原生林を切り開き,1914年,

サンパウロから約1100km離れたこの地に定住しました.

一方で,隣国ボリビアからCampo Gradeに向けて,

鉄道建設が進められました.

こちらの工事にも,多くの沖縄県人が従事されたとのことです.

たまたま,2017年9月に現地を取材した日本人の動画を見ましたが,

この蒸気機関車のモニュメントはありませんでした.

ひょっとすると,初めてのリポートかもしれません.

 

★入植100年に関する「琉球新報」の記事です.

https://ryukyushimpo.jp/news/prentry-230299.html