地上に出ても，窓の外は暗闇．
“夜行列車”というのはロマンティックですが，
乗り慣れた路線ならともかく，
初めての土地，それも海外となると，
車窓を楽しめないのは・・・さみしい．
暗闇の中，3時間以上揺られ，
「花蓮駅」に到着したのは，22時少し前．
ただ，前後の座席間隔が広いので，身体は楽でした．
「花蓮駅」ホームに立ち，
さらに台東へと向かう列車を見送りました．
それから，用意した地図を片手に，
駅から徒歩3分ほどのホテルに向かいました．
翌19日は薄曇り．
ホテルで朝食を摂り，ホテル近くを探索．
珊瑚細工の店が目立つものの，
特に食べ物屋の匂いがすることもありません．
どうも，僕が求めている雰囲気は，
ナローゲージ時代の旧花蓮駅の辺りかも・・・
早々とホテル戻り，「花蓮駅」に向かいました．
次の目的地は，「坊寮駅」．
まず，「台東駅」行きの列車に乗り込みました．
「花蓮駅」から「台東駅」までは151.9Km．