「5月12日の早朝,国電蒲田操車場内にて,男の殺害死体が発見された.
前日の深夜,蒲田駅近くのトリスバーで,被害者と連れの客が話しこんでいたことが判明…」
ミステリー作家・松本清張の代表作『砂の器』は,このように物語が始まります.
羽田空港から近い蒲田のホテルをよく利用しますが,小説の舞台となった操車場に行くのは初めてです.
●現在の蒲田操車場 2015年5月
●現在の蒲田操車場 2015年5月
●現在の蒲田操車場 2015年5月
現在は,JR東日本蒲田電車区として,京浜東北線のブルーラインの車両が停車していました.
●踏切から見た蒲田駅方面 2015年5月
●踏切から見た蒲田操車場方面 2015年5月
その蒲田には,天然黒湯温泉の銭湯が何軒もあります.
今回,徒歩圏内の蒲田温泉と照の湯を取材しました.
●蒲田温泉の看板 2015年5月
昭和12年開業のレトロな「蒲田温泉」.
こちらは熱めと温(ぬる)めの二つの黒湯浴槽があります.
幸い,黒湯浴槽に入浴客がいなかったので,真っ黒のお湯を,しっかりカメラに収めることができました.
●蒲田温泉の黒湯 2015年5月
●蒲田温泉の黒湯 2015年5月
●蒲田温泉の別の浴槽 2015年5月
●蒲田温泉のTシャツ(1,000円) 2015年5月
「照の湯」の方は,水風呂と露天風呂が真っ黒.
温めのお湯は,ゆっくり浸るのに適していて,額の汗をぬぐいながら、貸切状態で、全身を弛(ゆる)めていました.
●「照の湯」の玄関 2015年5月
●「照の湯」の黒湯露天風呂 2015年5月
●「照の湯」の古代檜風呂 2015年5月
●「照の湯」浴室のタイル絵 2015年5月
黒湯温泉のハシゴの後は,蒲田名物「羽根つき餃子」をつまみに冷たいビールを飲み干し,ほろ酔い状態で,羽田空港に向かいました。
余談ですが、この歯医者・・・???