路面電車…
それも,古い車両を大切に走らせている街.
長崎は,そんなところ.
久しぶりに長崎に用事ができた.
博多からJR長崎本線で向かい,
終着駅「長崎」駅前の歩道橋に立った.
●車両番号201 2015年1月
●車両番号206 2015年1月
●車両番号211 2015年1月
1時間弱という限られた時間で,
下を通り過ぎる古い車両にカメラを向ける.
●車両番号265 2015年1月
●車両番号302 2015年1月
例えば,201形車両は1950年製造.
その他,211形車両は1951年製造,
そして,300形車両は1953年から1954年にかけて製造.
すべて現役で,もう60歳を超えている.
●車両番号305 2015年1月
●車両番号305 2015年1月
他にも,50歳を超えている車両が,
ひとりぼっちで元気に走っている.
やや丸みをおびた200番台と300番台車両を見ると,ほっとする.
●305の運転台 2015年1月
●夕陽に照らされた305 2015年1月
便利だから,あるいは,きれいだからと,
すぐに新しいものに変える必要はない.
●車両番号362 2015年1月
●車両番号375&202 2015年1月
●車両番号377 2015年1月
歴史ある長崎だから,
古い車両を大切に走らせてほしい.
“旅人”の勝手な想いかもしれないが,
そんな願いを込めて,何度もシャッターを押した.
●車両番号504を先頭に 2015年1月
●車両番号504 2015年1月
●車両番号506 2015年1月