「NAM TOK SAI YOK NOI」駅 (Thailand report part 7) | 夢見る“乗り & 撮り鉄❤日記”

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ブログ開設は、2008年9月12日、
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※福井県大野市出身、金沢市在住

Thamkrasae Bridge(タムクラセ桟道橋)を渡り切ってから,
約30分走ると,NAM TOK(ナム・トック)駅が見えてきました.
NAM TOK駅  2014年9月
●NAM TOK駅  2014年9月

 

普通列車は,ここで折り返しますが,
観光列車だったので,さらにその先まで進みます.

 

約5分で,本当の終点「NAM TOK SAI YOK NOI」駅に到着.
ここまで来れたのも,「タイ鉄道散歩(イカロス出版)」のおかげ.
著者の藤井伸二さんに感謝です.コックン・カップ !!
「NAM TOK SAI YOK NOI」駅に到着  2014年9月
●「NAM TOK SAI YOK NOI」駅に到着  2014年9月
「NAM TOK SAI YOK NOI」駅の線路止め
●「NAM TOK SAI YOK NOI」駅の線路止め  2014年9月

 

時計を見ると,12時50分過ぎ.
到着予定時間(11時35分)からかなり遅れています.
ま,タイでは,許容範囲なのでしょう.
"旅人"にとっては,全く問題なし.
駅舎を兼ねた小屋  2014年9月
●駅舎を兼ねた小屋  2014年9月

 

「NAM TOK SAI YOK NOI」駅には,
日本から送られた蒸気機関車が保存されていました.
そして,その先に,
岩と岩の間に線路が伸び,途中で途切れています.
日本から送られた蒸気機関車  2014年9月
●日本から送られた蒸気機関車  2014年9月
日本から送られた蒸気機関車  2014年9月
●日本から送られた蒸気機関車  2014年9月

 

岩と岩の間を抜けると,右手に滝があり,子供達が水浴びしていました.
かつては,この滝の前を通り,
ビルマ(現在はミャンマー)まで線路が続いていたわけです.
岩と岩の間にしかれた線路  2014年9月
●岩と岩の間にしかれた線路  2014年9月
岩の間を抜けると,右手に滝がありました
●岩の間を抜けると,右手に滝がありました  2014年9月

 

線路の下には,大きな道路が走り,数軒の飲食店が並んでいました.
ここが観光地であることがわかります.
線路脇で売られていたバナナ類  2014年9月
●線路脇で売られていたバナナ類  2014年9月

 

バンコクに戻る列車の発車時刻は,14時25分.
それまで,近くを散策したり,駅舎代わりの小屋で,時間を過ごしました,
「NAM TOK SAI YOK NOI」駅に停車中の列車
●「NAM TOK SAI YOK NOI」駅に停車中の列車  2014年9月

 

実は,その日,トラブルがありました.
途中のカンチャナブリー駅のトイレで,
大切な「タイ鉄道散歩(イカロス出版)」を置き忘れたのです.
「NAM TOK SAI YOK NOI」駅に停車中の列車
●「NAM TOK SAI YOK NOI」駅に停車中の列車  2014年9月

 

半分,諦めていましたが,
車掌さんに,忘れ物をしたことを伝え,
帰りのカンチャブリー駅のトイレ受付で確認したいとお願いしました.
「NAM TOK SAI YOK NOI」駅に停車中の列車
●「NAM TOK SAI YOK NOI」駅に停車中の列車  2014年9月

 

カンチャブリー駅に到着後,急いでトイレに向かって走りました.
薄暗い中,灯りに浮かぶトイレの受付で,
おじさんが,「タイ鉄道散歩(イカロス出版)」を広げて
読んでいるのが目に入りました.

 

再び手にしたときの喜び,言葉では表現できません.
おそらく,車掌さんが,連絡してくれたのでしょう.
大切な思い出のひとつになりました.