紹介するのを忘れていた写真がありました.
それは,2010年9月に松本に行った時のもの.
2010年9月と言えば,
金沢から,こちら山口・宇部に異動した直後.
それどころではなかったのだと思います.
その日は,確か,
普通列車を乗り継ぎながら,中央線を北上しました.
途中の大月駅では,青色塗装の国鉄115系電車に出合いました.
晴れていたので,特に,青色が輝いて見えました.
●青色塗装の国鉄115系 114形343 電車 大月駅 2010年9月17日
●青色塗装の国鉄115系 114形343 電車 大月駅 2010年9月17日
眼下に広がる甲府盆地を楽しみながら,
のんびり旅を続けました.
●車窓の外に広がる甲府盆地 大月駅 2010年9月17日
●電車を牽引するEF64 1030 甲府駅 2010年9月17日
この松本行きには,別の目的がありました.
それは,上諏訪の「片倉館」の訪問です.
●「片倉館」敷地の入口 2010年9月17日
●「片倉館」の玄関 2010年9月17日
国の指定重要文化財の「片倉館」は,
(財)片倉館が管理する上諏訪(長野県諏訪市)の温泉施設.
諏訪に製糸業を起こした片倉財閥2代目「片倉兼太郎」氏が,
1928年,女工のために造った温泉リゾート.
深さ1.1mの “千人風呂” が有名です.
一度に多くの女工が入浴できるように,
立って入るという仕組み.
なかなかすごいアイディアです.
●「片倉館」の千人風呂 2010年9月17日
●「片倉館」の千人風呂 2010年9月17日
●「片倉館」の千人風呂 2010年9月17日
平日の日中とあって,入浴客は僕ひとり.
遠慮することなく,
好きなアングルで写真を撮ることができました.
館内には大広間の休憩所もあり,
ベランダからは「諏訪湖」も一望できます.
今から80年以上も前に,
このような施設を造ったセンスの素晴らしさに驚きます.
●「片倉館」の外観 2010年9月17日
●欧風造りの館内 2010年9月17日
●欧風造りの館内 2010年9月17日
「片倉館」の千人風呂を貸し切り状態で入浴後,
ほかほかになった心と身体で,
上諏訪駅に戻り,用事先の松本に向かいました.
●上諏訪駅ホームの足湯 2010年9月17日
●上諏訪駅ホームを走り抜けるEH200 ECO-POWER 2010年9月17日