地元(山口・宇部)を走る宇部線と小野田線には,
珍しい車両「クモハ123」系電車が,ひっそりと1両で走っています.
●クモハ123-5 宇部新川駅 2014年2月28日
●クモハ123-6 宇部新川駅 2014年2月2日
この「クモハ123」が運行しているのは,
宇部線と小野田線だけと知り,現役の間に記録しようと思いました.
●クモハ123-6車内の様子 2014年2月2日
●クモハ123-6車内の様子 2014年2月2日
確認できたのは,「123-2」と「123-3」,「123-5」と「123-6」の4両.
すべて,青色のライン入りです.
「123-2」と「123-3」の2両と「123-5」と「123-6」の2両は,
外観が大きく異なります.
●クモハ123-6車内の様子 2014年2月2日
●クモハ123-6車内の様子 2014年2月2日
調べたところによると,この「クモハ123」,
もともと日本国有鉄道(国鉄)で手荷物・郵便輸送用貨物電車として運行していたもので,
それを改造して1986年から1988年にかけて投入したとのこと.
特徴として,座席はロングシート.そして,
前身が貨物電車のせいか,ドアが前後の2カ所のみとなっています.
●クモハ123-6 宇部新川駅 2014年2月2日
●クモハ123-6 宇部新川駅 2014年2月2日
合計で13両が改造されたとのことですが,
現在残っているのは5両だけとか.
その4両を,確認しています.
次は,「123-2」と「123-3」の2両の取材を試みます.
あとは・・・黄一色に塗装されているという「123-4」ですね.