長州の駅「萩駅」 | 夢見る“乗り & 撮り鉄❤日記”

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古川 amor 望夢のブログへようこそ !!
ブログ開設は、2008年9月12日、
日本だけでなく,海外の鉄道も紹介してます.
掲載記事は750件を超えており,貴重な写真も少なくありません.
ぜひ,お楽しみください !!
※福井県大野市出身、金沢市在住

山口県の萩市には,レトロな「萩駅」があります.


仕事で萩に行く機会があったので,
萩駅に立ち寄りました.


萩に行くのは,1984年 3月以来,2度目.
実に30年ぶりです.


ライトアップされた夜の「萩駅」駅舎は,
人影もなく,ひっそり静まり返っていました.


ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-ライトアップされた「萩駅」駅舎  2013年1月16日
●ライトアップされた「萩駅」駅舎  2013年1月16日

ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-夜の「萩駅」ホーム  2013年1月16日
●夜の「萩駅」ホーム  2013年1月16日


開業は1925年(大正14年)4月3日.
90年前です.


萩市がJR西日本から無償で譲り受けたのを機に,
老朽化が激しかった駅舎を復元.
1999年4月17日に,「萩市自然と歴史の展示館」としてオープン.


ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-駅舎内の「萩市自然と歴史の展示館」
●駅舎内の「萩市自然と歴史の展示館」  2013年1月16日


建物の前の電話ボックスは,
大正末期から昭和初期に建てられたもの.
日本では2番目という型式の電話ボックスは日本唯一とのこと.


駅前の赤いポスト下の石は,
萩出身で鉄道の父と呼ばれている「井上勝」にちなんで,
新橋駅から運んだものとか.


ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-新橋駅から運んだ石の上に立つ赤いポスト
●新橋駅から運んだ石の上に立つ赤いポスト 2013年1月16日


資料によると,現在,一日の平均乗客数は約60人.
萩市内の観光には,隣の「東萩駅」で下車しますが,
そちらの駅舎は,レトロな建物ではありません.


ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-鉄道時代は,乗客で溢れかえっていたでしょう・・
●鉄道時代は,乗客で溢れかえっていたでしょう・・・  2013年1月16日


その夜,海抜173mの 吾妻山(あずまやま)の山中に建つ
温泉宿「萩本陣」に泊まりました.
萩は,もともと温泉水脈がない土地なので,
温泉採掘のために2,350mもボーリング工事を行ったとのこと.


ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-「萩本陣」の露天風呂  2013年1月16日
●「萩本陣」の露天風呂  2013年1月16日

ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-「萩本陣」のつぼ風呂  2013年1月16日
●「萩本陣」のつぼ風呂  2013年1月16日


翌朝,早起きして,朝風呂も楽しみました.


そして,宇部新川に戻る途中,
再び,「萩駅」に立ち寄りました.


早朝の駅舎は,夜とは違った別の魅力がありました.


ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-早朝の「萩駅」駅舎  2013年1月17日
●早朝の「萩駅」駅舎  2013年1月17日

ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-早朝の「萩駅」駅舎 手前が電話ボックス
●早朝の「萩駅」駅舎 手前が電話ボックス  2013年1月17日

ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-「萩駅」 改札  2013年1月17日
●「萩駅」 改札  2013年1月17日


誰もいないホームに立ち,
鉄道時代のホームのにぎわいをイメージしました.


★おまけ★
「長州ファイブ」という映画作品(2006年)があります.
ロンドンで初めて蒸気機関車を見たときの井上勝の感動,
少し理解できます.今から150年前のこと.