山形県酒田市・・・
かつて、「西の堺」に対して「東の酒田」とも言われ、西回り航路の中継地として栄えた港町です。
そこに、「酒田臨海開発線」があることを知り、酒田観光物産協会の観光用自転車を借りて出かけました。
●酒田の地酒50mLを100円で試飲 山居倉庫 2012年8月11日
9時45分過ぎ、現地に到着。
タイミング良く、貨物車両の入れ替え作業中。
機関車は、DE10 3001号機です。
10時5分頃まで、機関車は動きっぱなし。
自転車に乗り、撮影ポイントを移動。
こんなとき、自転車はとても便利です。
線路をまたぐ道路を行ったり来たりしながら、10時20分過ぎまで、その模様を眺めました。
機関車の動きが止まったので、廃線跡にも行ってみました。
線路に沿って、自転車で進みます。
花王酒田工場を右に見て、東ソー工場の中に進みました。
線路は草の中に隠れていますが、その先は、大浜埠頭かなぁ・・・
●使われない線路横には花が咲いていました 2012年8月11日
●このポストに入れても、手紙は届きません 2012年8月11日
再び、酒田港駅へ。
11時15分過ぎ、JR酒田駅に向けて貨物車両が動き始めました。
これまた、ナイスタイミング。
貨物車両を見送ると、海鮮市場に向かい、ちょっと早目の昼食。
●つぶ貝定食(650円)とあじフライ(120円) 2012年8月
食べ終わると、酒田駅に向けて自転車を飛ばしました。
無料の観光用自転車、ほんとに助かりました。
酒田駅には、夏の甲子園出場の「酒田南高校」の応援垂れ幕。
庄内空港行きバス時間まで10分ほどあったので、線路近くまでぶらり。
おっ、そこに、DE10 3001号機が、静かに休息している・・・
これまた、ラッキー !!
●JR酒田駅で休息中のDE10 3001号機 2012年8月11日
運行時間の情報がないまま出かけた臨海開発線でしたが、ほぼ全作業を見ることができました。
戻ってから調べてみると、酒田臨海開発線は、線路網がとても充実していたようです。
今回、見ることができたのは、一部だったのかもしれません。
もう一度、徹底的に線路の先を追いかけてみたい・・・そんな場所です。できれば、寝台特急「あけぼの」に乗って・・・ね。
★「廃線跡」リポートは、こちらもご覧ください。