東京都内では、路面電車形式の軌道線は、
都電荒川線と東急世田谷線の2線。
この東急世田谷線は、
東京都世田谷区の三軒茶屋駅と下高井戸駅間5kmを運行しています。
車両は、300系の路面電車タイプの2両編成。
1925年に三軒茶屋駅と世田谷駅間が、
玉川電気鉄道(玉電)の支線として開業したので、
「玉電」とも呼ばれています。
●三軒茶屋駅 2008年5月9日撮影
●赤い車両が、とてもかわいい 三軒茶屋駅 2008年5月9日撮影
●グリーンの車両 2008年5月9日撮影
●黄色の車両 2008年5月9日撮影
とは言っても、世田谷線の場合、
一般道路との併用軌道は、
環状七号線と平面交差する西太子堂駅-若林駅間の「若林踏切」だけ。
もともとは遮断機があり、電車優先の普通の踏切だったので、
交差点の名称が「若林踏切」となっているとのこと。
この「若林踏切」を除いて、ほぼ全線が専用軌道です。
●車体の色が黒ならパンダですね 2008年5月9日撮影
●神町駅に隣接した雪が谷検車区 2008年5月9日撮影
●上りと下りのすれ違い 2008年5月9日撮影
●ショッキングピンクの車両もナイス 2008年5月9日撮影
2008年5月。
一日乗車券(「世田谷線散策きっぷ」320円)を買って、
世田谷線に初めて乗車しました。
その時は、時間がなかったので、
この「若林踏切」の写真を撮れませんでした。
●京王電鉄との乗り換え駅 下高井戸駅 2008年5月9日撮影
それから、3年。
再び、世田谷線に乗ることになりました。
今回の目的は、もちろん「若林踏切」。
それと、(吉田)松陰神社の参拝です。
「若林踏切」は、鉄道信号が道路の信号と同期しています。
つまり、電車が来たら環状七号線の交通を止めるのではなく、
交通信号が変わるまで、電車の方が待ちます。
この踏切は、遮断機もなく、自動車に一旦停止の義務はありません。
●若林踏切を電車が走る 2011年5月19日撮影
●若林踏切を電車が走る 2011年5月19日撮影
今回、青空の下、この「若林踏切」の写真が撮れたので。
3年ぶりに、東急世田谷線リポートが出来上がりました。
●松陰神社前駅での一日乗車券 2011年5月19日撮影
●松陰神社全景 2011年5月19日撮影
●お土産に買った木札(600円) 2011年5月19日撮影
若林駅で撮影後、次の松陰神社前駅に向かいました。
社務所で購入した絵馬に書かれた「志を以て、萬事の源と為す」
いい言葉・・・です。