【海外】バルセロナ(Balcerona, Spain)2010 :② TREN-HOTEL | 夢見る“乗り & 撮り鉄❤日記”

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古川 amor 望夢のブログへようこそ !!
ブログ開設は、2008年9月12日、
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※福井県大野市出身、金沢市在住

寝台列車に会うために、始発・終着駅「フランサ駅」に出かけました。目的は、TREN*HOTEL(寝台列車)を見るため。
1999年以来、約10年ぶりの訪問です。

一日フリー券を持っていたので、改札を通りました。

● フランサ駅正面 2010年3月


● フランサ駅名表示板 2010年3月

● フランサ駅切符売り場 2010年3月

● フランサ駅構内 2010年3月

広い構内に入ると、寝台列車らしい車両が停車していました。
ドアが開いていたので、そっとお邪魔してみました。

● 停車中の“Trainhôtel” 2010年3月

● 停車中の“Trainhôtel” 2010年3月

座席だけの車両と寝台車両がありました。

寝台車両の方は、日本のブルートレインと同じような感じです。
向かい合わせの上下2段の計4ベットのコンパートメント、上下2段のツインの写真を撮ることができました。

ホテルの客室並みというGRAN CLASE(特等車)もあるとのことですが、残念ながら、見ることはできませんでした。

● “Trainhôtel” 内 2010年3月

● “Trainhôtel” 内4ベッド・コンパートメント 2010年3月

● “Trainhôtel” 内ツイン 2010年3月 (あ、亡霊が ?)

車体には、“Trainhôtel”と書かれています。
乗車口横の表示は、「BARCELONA-ZÜRICH」、「BARCELONA-MILANO」。
ということは、この列車、国境を超えるわけですね。
他にも、「BARCELONA-PARIS」というのもあるとのこと。


●“Trainhôtel” 2010年3月

●“Trainhôtel”行き先表示 2010年3月

この“TREN-HOTEL(列車-ホテル)”、スペイン“RENFE”とフランス“SNCF”の2大国営鉄道の相互協力による運行とか。

●“Trainhôtel”の機関士さん 2010年3月

国境を超える鉄道の最大の問題はレール幅。
ヨーロッパでは、レール幅を1,435mm(日本の新幹線と同じ)で統一し、国境を越えての列車の直通運転を可能にしています。

●“Trainhôtel” 車両 2010年3月


● 終着のフランサ駅の線路止め 2010年3月


● 車両連結部分 2010年3月

ところが、スペインは、陸続きであるヨーロッパ諸国から列車による侵略を恐れ、1,676㎜と長いレール幅を採用。
このため、フランスとスペインを鉄道で通過する際は、列車(車両)を乗り換えるか、車両の台車(車輪)を相手国のサイズに合わせ履き替える必要があるとのこと。

島国の日本では考えられないことです。

● 終着のフランサ駅に停車中の車両 2010年3月


● 終着のフランサ駅に停車中の車両 2010年3月

● 機関車と客車の高さがかなり違います 2010年3月

そう言えば、
2001年に、鉄道でフランス国内を移動(パリ⇔ナンシー)する機会がありました。
車内で飲み物を買った際、「おつりは、フラン、マルク、ポンド、どれにする?」と聞かれました。


乗車した列車は、パリ発ミュンヘン行き。日本では経験できない、楽しい出来事でした。

●フランサ駅構内に停車中の機関車 2010年3月

まだ経験していない鉄路での国境越え、とても憧れます。

●サンツ駅を発車した“Trainhôtel” 行き先はどこ? 2010年3月