噂には聞いていましたが、
路線距離の長さでは、広島の路面電車が一番。
広島市内を走る広島電鉄の1日乗車券には、2種類あります。
電車専用は600円。そして、宮島行きのフェリーも乗れる切符は
840円と高いですが、文句なしにオトク。
その日も朝から青空が広がっていました。
迷うことなく、フェリー乗船付1日乗車券を購入し、広島駅前から宮島に向かいました。
「西広島駅」からは専用軌道。
左手に海を見ながら、終点の「広電宮島口駅」まで走ります。
「広電宮島口駅」到着後、宮島行きフェリー乗り場に急ぎます。
10分ほどの航海ですが、晴れていたので風がとても気持ちいい !
宮島到着後、海の中に立つ世界遺産の鳥居に向かいました。
写真だけ撮ると、急いで「広電宮島口駅」行のフェリー乗り場へ。
「広電宮島口駅」からの帰りは、輝く海を右手に見ながら走ります。
途中、山陽本線と平行に走る区間で、EF64とすれ違いました。
このような偶然は、大歓迎 !!
広島電鉄は、モダンな車両とレトロな車両が混在してます。
江波(えば)駅にある車両基地では、
1928年製作の超レトロな200形車両を見つけました。
西ドイツのハノーバー市からやって来たものとか。
もう80歳を過ぎているのに、まだ現役です。
●江波駅車両基地に停車中の200形車両 2009年11月23日
江波と横川、八丁堀と白島、横川と広電本社前を結ぶ路線は、レトロな車両が走ります。
651は、1945年8月6日に投下された“原爆”の被ばく車両です。
●650形車両(651は、1945年8月6日の“原爆”の被ばく車両)
個人的には、一両でコトコト走るレトロ車両が好きです。
350形、600形、650形、750形、900形、
1900形、2000形、3000形、3100形車両に出会いました。
京都、大阪、神戸、福岡市内を走っていた車両もあります。
気に入った撮影ポイントは、「鷹野橋駅」と隣接の歩道橋。
運転本数が多いので、退屈しません。
特に、歩道橋下の線路の曲線が、いい感じ。
宮島線を移動中、車窓から車両基地を発見。
レトロな車両が停車していました。
もちろん途中下車し、車両を目指して、線路沿いに走りました。
たった1両しかないという1150形には、広電本社車庫でお会いできました。
朝8時過ぎから暗くなるまで、駆け足で全路線を制覇しました。
あ、昼食抜き・・・だった !!