「津山の車両庫、とてもいい所らしいよ」と、
仕事でお世話になっているMさんに教えていただいたのは、2008年10月。
岡山に出かけたとき、そのことを思い出し、津山駅まで出かけました。
その日も、朝から晴れ。
津山駅到着は9時37分。
岡山駅からは1時間30分の普通列車の旅です。
帰りの予定もあるので、滞在時間は2時間。
目的の車両庫は、津山駅から見えます。
●キハ120のバックに見える車両庫 2009年5月30日撮影
●車両庫の裏側 2009年5月30日撮影
線路沿いの道路を歩き、車両庫に接近。
金属製の柵があり、
車両庫には近づけないようになっていました。
仕方ないので、柵越しにカメラを構えました。
●隣接の大隅公園から 2009年5月30日撮影
●転車台と車両庫 2009年5月30日撮影
●転車台と車両庫 2009年5月30日撮影
レンズを覗いていて、
柵内に観光バスが一台停まっているのに気づきました。
もしかして・・・と近づくと、
柵のゲートが開いているではありませんか。
あららん・・・これはラッキー。
「失礼します」と心の中で断って、お邪魔してしまいました。
破れた窓から、うす暗い内部を覗きました。
DE51の赤の車両が・・・
破れた窓を次々と覗くと、車両正面の窓も破れていました。
●車両庫内のDE51形ディーゼル機関車 2009年5月30日撮影
●車両庫内のDE51形ディーゼル機関車正面 2009年5月30日
柵の外から見えた赤のディーゼル車2台は、
両方ともDE51ではなく、1台はDE501でした。
見慣れたDE51とは違って、
DE501の方は、とても珍しい車両です。
写真を確認するまで、てっきり同じ車両と思っていました。
●車両庫内のDE501形ディーゼル機関車 2009年5月30日撮影
●車両庫内のDE501形ディーゼル機関車(2) 2009年5月30日
●車両庫内のDE501形ディーゼル機関車 2009年5月30日
調子に乗って、車両庫正面の方に回ろうとしたとき、
離れた建物から、駅員さんがゆっくり近づいて来ました。
「柵の扉を閉めますので・・・」と、
やさしく退場を促されました。
もちろん、素直に従いました(お邪魔しました。ペコッ)。
偶然とはいえ、柵内に入れたのは、ラッキーでした。
●車両庫から見た転車台 2009年5月30日撮影
操車場を見た後だと、いつもは対象外の物にも興味がわきます。
被写体の範囲が増えました。
●津山駅の線路用部品置き場 2009年5月30日撮影
●津山駅の線路ポイント 2009年5月30日撮影
蒸気機関車が全盛の頃は、
この操作場の空は、黒い煙で一杯だったのでしょうね。
その様子を見てみたかったなぁ。
●津山駅KIOSKで購入した「DE501」チョロQ(950円)
DE501ディーゼル機関車は、
国内で1台だけ製造された「DE50形」の1号機とのこと。
知っていれば、もっとたくさん写真を撮ったのに・・・・
とても残念です。
改めて、「下調べが重要 !!」であることを認識しました。
次回は、公開日を調べて、事前予約して、お邪魔しますね。