岩手県の「一ノ関駅」から約116㎞。
2時間半かけて、
「大船渡線」の終着「盛(さかり)駅」に到着。
最初、「盛(もり)駅」と読んでいたので、通じませんでした。
この「盛駅」は、
釜石まで海岸線を北上する三陸鉄道「南リアス線」の起点。
●窓口では、色々な記念グッズが(盛駅) 2009年5月23日
せっかく、ここまで来たのだからと、
「南リアス線」に乗ってみました。
1984年4月1日が開通の「南リアス線」は、
今年(2009年)が25歳のバースディ.
幸運にも、
「リフレッシュフリー乗車券」という名の
一日フリー乗車券(1,100円)が利用できました。
●リフレッシュフリー乗車券 2009年5月23日撮影
●「盛駅」ホームの36-100形車両 2009年5月23日撮影
●「盛駅」車庫前の36-1100形車両 2009年5月23日
「盛駅」から、「釜石」までの距離は36.6㎞。
約45分で走り抜けます。
車内の窓辺には、漁に使う網が張られており、
その中にホタテの貝ガラが入っています。
三陸らしさを出すためなんでしょうね。
●青春時代は、眠いんだよ・・・ね 2009年5月23日撮影
●36-100形車両の内部 2009年5月23日
途中で、レトロな車両に遭遇。
偶然です。
この車両、南リアス線にピッタリ。
●綾里駅ですれ違ったレトロな車両 2009年5月23日
●綾里駅ですれ違ったレトロな車両 2009年5月23日
三陸鉄道とJRの「釜石駅」は,隣接しています。
降りてみて、驚きました。
製鉄の街のとして、かつては盛岡に次ぐ人口を有していたとは思えない玄関の静けさでした。
●南リアス線ホーム 2009年5月23日撮影
●南リアス線ホームに停車の36-100形車両 2009年5月23日
ローカル線は、運行本数が限られています。
チャンスを逃がさないために、
列車のすれ違い時間を、時刻表で確認することが重要。
すれ違い時間近くになると、まず、先頭部分に移動。
待ち時間があるときは、ホームで待ちます。
そして、すれ違った後は、車両後部から狙います。
車両からの撮影は、車両の正面写真を撮ることができます。
ただし、窓に汚れがあるかないかで、写真の出来が違います。
●甫嶺駅に接近中の盛行36-100形車両 2009年5月23日
●甫嶺駅を発車した盛行36-100形車両 2009年5月23日
●進行方向の景色(陸前赤崎駅-盛駅間) 2009年5月23日
「盛駅」と「釜石駅」の間は、リアス式海岸線を通ります。
新緑が目に優しい5月は、窓の外を見続けても飽きません。
再び戻った「盛駅」では、「南リアス線」を走る車両が勢揃い。
●「盛駅」ホームの36-100形車両 2009年5月24日撮影
●「盛駅」の車庫に並ぶ車両達 2009年5月24日
乗車しながら、いい写真を撮るのは、簡単ではありません。
狭い車両の中を、前後、何回も往復。
限られた時間で、ホームを走ります。
いつシャッターチャンスが来るかもしれないので、
緊張が続きます。
いい歳をした大人が、カメラを片手に、
真剣な顔で子供のように走り回っています。
他の乗客にとっては、きっと迷惑でしょうね。
ごめんなさい !!