18時55分に出雲市駅発車の寝台特急「サンライズ出雲」は、
翌朝7時10分前に東京駅9番ホームに到着。
●「サンライズ出雲」発車時刻(出雲市駅)2009年3月20日
●「サンライズ出雲」行き先表示 2009年3月20日
全車両2階建てのクリーム色の車両は、
歴史を感じるブルートレインとは違い、モダンできれい。
「スマート寝台特急」という表現が、ピッタリですね。
●「サンライズ出雲」のびのびシート 2009年3月20日
乗車した一人用B寝台個室(7350円)は、
線路と平行に両側に並んでおり、広い窓は開放的。
ただ、下段の個室だったため、景色はイマイチ。残念 !!
それでも、室内灯を消し、
缶ビールを飲みながら、窓の外を眺めていました。
次に乗車するときは、絶対に「上段個室」指定だ !!
●「サンライズ出雲」一人用B寝台個室 2009年3月20日
●「サンライズ出雲」一人用B寝台個室 2009年3月20日
●「サンライズ出雲」乗車券と寝台券 2009年3月21日
出雲市駅発車後、しばらくしてから,あることに気付きました。
寝台特急に付きものの何かが足りない・・・
それは、あの「ガタン」という衝撃です。
そう、「サンライズ出雲」は、停車駅ではスーッと停車。
そして、発車する時も、スーッと動き出します。
それはそれでいいのかもしれない・・・けど、
やはり・・・物足りない !!
●先頭車両側面(東京駅) 2009年3月21日
●「サンライズ出雲」のヘツドマーク 2009年3月21日
宍道湖沿いに走り、米子駅を過ぎてから岡山駅に向けて内陸部に入ると、窓の外は明かりが少なくなります。
倉敷駅を過ぎ、岡山駅に着くと、高松から到着した「サンライズ瀬戸」と連結し、14両もの長い車両となります。
不思議と、連結作業を撮影に行こうという気持ちは起きません。
岡山駅を出発すると、眠くなってきました。
揺れはなく、快適。きっと、熟睡できる。
そんな予感で,横になりました。
小田原を過ぎたあたりで,目が覚めました。
確かに、熟睡できました。
でも・・・やはり何か違う !!
そして、東京駅に到着。
●東京駅9番ホーム到着の「サンライズ出雲」2009年3月21日
●東京駅8番ホームから見た「サンライズ出雲」2009年3月6日
4月のある日の夕暮れ、
スマート寝台特急は、品川駅の車両基地で、出発時間を待っていました。
ビルの間から見える桜は満開。
●夕暮れの品川車両基地で待機中の「サンライズ出雲」(1) 2009年4月7日
●夕暮れの品川車両基地で待機中の「サンライズ出雲」(2) 2009年4月7日
●夕暮れの品川車両基地で待機中の「サンライズ出雲」(3) 2009年4月7日
全2階建てのスマートな車両は、
ブルートレインが並んでいた品川車両基地の中で、
ひときわ目立っていたと思います。
でも・・・・
深夜を走り抜ける最後の仲間「富士・はやぶさ」が廃止されたことで、とうとう、ひとりぼっちになってしまいました・・・
●ひとりぼっちになった「サンライズ出雲」(品川車両基地) 2009年4月7日