車両が青色でないから“ブルートレイン”ではありませんが、
豪華な寝台特急と言えば、
やはり「トワイライト・エクスプレス」か「カシオペア」。
深緑色の「トワイライト・エクスプレス」は1989年7月21日、
メタリックな「カシオペア」は1999年7月16日に運転を開始。
来年(2009年)は、
それぞれ20周年と10周年という記念の年を迎えますね。
その「トワイライト・エクスプレス」に初めて乗車したのは、
1990年1月18日の札幌発大阪行の上り列車。
B寝台4人用個室(Bコンパートメント)でした。
サロンカーからの景色だけが印象に残っています。
金沢駅で、時々、「トワイライト・エクスプレス」に出会います。
●JR金沢駅ホーム 2004年3月26日
●「トワイライト・エクスプレス」の行先表示 2004年3月26日
2008年8月7日、2回目の「トワイライト・エクスプレス」は、
A寝台一人用ロイヤル個室(17,180円!!)に乗ることができました。
15:40発の予定が約40分遅れで、JR金沢駅を出発。
金沢からの乗客は、僕一人だけ。
乗車後すぐに、
ウェルカムドリンクのワインとお茶とおつまみをいただきました。
噂通りの、高級ホテル並みサービス !!
●ウェルカムドリンク+α 2008年8月7日
●A寝台ロイヤル個室用スリッパ 2008年8月7日
●A寝台ロイヤル個室車両の通路 2008年8月7日
●A寝台ロイヤル個室内 2008年8月8日撮影
「トワイライト・エクスプレス」の売りは、
サロンカーとレストランカー。
今回は、サロンカーではなく、個室の窓から景色を楽しみました。
(どうでもいいですが、両隣はカップルでした)
ディナーは事前予約制だったので、
レストランでは翌朝のモーニングだけとなりました。
●レストランカーでのディナー準備中 2008年8月7日撮影
●早朝のモーニングコーヒーもいただきました 2008年8月8日
「トワイライト・エクスプレス」を引っ張る機関車(深緑色のEF81)は、北海道に入ると、「北斗星」色のディーゼル機関車(DD51)の2両連結に変わります。
寝ていて気づきませんでしたが、青函トンネルを通るときは、
ED79に機関車が変更されるみたいです。
●DD51の「北斗星」ロゴ(札幌駅) 2008年8月8日
問題は、乗車していると列車の写真が撮れないこと。
終着の札幌駅では、車両基地に向かう車両をお見送りしました。
●わずかな停車時間を利用して(東室蘭駅) 2008年8月8日
●「トワイライト・エクスプレス」のヘッドマークをつけたDD51(札幌駅) 2008年8月8日
●車両基地に向かう列車(札幌駅) 2008年8月8日
●ピンクのテールマークが目立ちます(札幌駅) 2008年8月8日
2008年9月11日と12日、苫小牧(北海道)に行く機会があり、
苫小牧駅ホームで大阪行と札幌行の「トワイライト・エクスプレス」をお迎えできました。
●特急「スーパー北斗」とのすれ違い(苫小牧駅)2008年9月12日
●大阪に向けて出発します(JR苫小牧駅) 2008年9月12日
●大阪から到着です(JR苫小牧駅) 2008年9月13日
●札幌まであと約1時間(JR苫小牧駅) 2008年9月13日
トワイライト(twilight)とは、
日の出前や日没後の薄明かりのこと。
大阪と札幌間を日本海に沿って21時間以上かけて走る「トワイライト・エクスプレス」は、名前通り、日の出と日没が楽しめるロマンティックな列車です。
●トワイライト・タイム(直江津付近) 2008年8月7日
●「トワイライト・エクスプレス」のロゴ 2008年8月7日
窓からのトワイライトを満喫するなら、
日没が遅い時期の大阪発札幌行き……ですね。