黄砂で曇り空のような昨日、友達の畑までカボスとワラビやフキを採りに行きました。
私が集合時間を間違えて1時間早く着いたため、もう一人の友だちTちゃんも早めに出発することになりましたが、肝心の行き先のナエちゃんが急用で出かけているというので、30分くらい近くで時間つぶし。
11時前にナエちゃんの家に行き、上がってお茶のみをした後で畑に移動となりました。
畑はナエちゃんの実家にあるので車で15分くらい離れたところ。
今年で3年目になるかしら?
3段のフキ畑とワラビ畑。
元はナエちゃん一家でミカンづくりをしていた畑ですが、もうずいぶん前に辞めたので、ミカンの木を切った跡地にフフキと隣の畑からワラビが侵入し、こうなったのだそうです。
フキもワラビも採り放題。
フキ畑にもワラビが増えてきて、フキの生育がよろしくないのだそうな。
先にワラビを採ったのですが、ポキッと折れるところで折るのに、採っても採ってもキリがないほど生えていて、少しずつ場所移動して後ろを振り返ったら、また新たに伸びてきてるんじゃないの?というほどです。
「腰にくるね~」と言いながらワラビを摘むTちゃん。
フキも沢山採ったので、続いてウドの新芽を刈り取るカボス。
あ、ナエちゃんの写真を撮り忘れた
ナエちゃんはもっと下の方で、もう一人の友だちから頼まれたワラビの根を抜いていました。
ワラビ、フキ、ウドをたんまり採り終えると、次は椎茸。
大きくなりすぎた椎茸は、手のひらを超えてグローブほどもあるような。
天ぷら用にとお茶の新芽や、育ちが悪くて葉玉ねぎのようになった紫玉ねぎ、ツワブキなども収穫。
Tちゃんに買ってきてもらったお弁当で、13時過ぎの遅い昼食となりました。
この後、ナエちゃんの知り合いの竹藪でタケノコをもらってくれるというのでまた車で移動しました。
行く前にナエちゃんが電話をしたので、私たちが着いた時にはご主人はもうタケノコ掘りに行った後。
ついこの間まで菜の花と桜が見事だったという畑跡は、桜は葉桜になり菜の花は種になっていました。
この先に竹藪が見えていますね。
竹藪に入ると、椎茸の榾木が並んでいて、
こんな所に生えたタケノコは、掘るのは無理ね。
竹藪のご主人は、あっという間に掘るので写真が間に合わない~。
しかも、この竹藪は急斜面なので、登っていくのもヒーヒー、フーフー、息切れ、動悸ですわ~
「ほい、写真っ 」と呼ばれて、「ハイッ、写真班、今行きますっ、ゼーゼーハーハー
」
おお、ribiさんの言うところの「黄色のちょん髷だ~」
タケノコの先っぽが黄色は「雌タケノコ」と言われて、柔らかくておいしいのです。
タケノコにオスメスがあるわけじゃないのですけどね。
タケノコを自分たちで掘るのかと思っていたので、ありがたや~。
更に、庭先にあったクリスマスローズの色を褒めたら、奥さんが一鉢下さったのです。
友だちの知り合いで初対面なのに、なんて親切な人たちでしょう。
お礼をたくさん言ってお暇しました。
帰る途中で、大分の友だちIさんに電話して、私たちが帰る頃に来てもらいました。
大量のワラビ。
二人で採っていたので、総量がわからないままこんなに採っていたのです。
フキも同じく。
フキは2種類あり、紫のほうは秋田フキと思っていたけど、ナエちゃんが「〇▽※・・・・」と教えてくれたのに忘れちゃった。
大小のタケノコは、茹でたら甘くて柔らかくて、掘りたてタケノコは生でも食べられると言いますからね。
ツワブキも天然と養殖があるのだそうで、抜いたらどれかわからなくなりました。
まだこのほかに葉玉ねぎ、ノビル、ウドもありますよ。
Iさんにも一通りおすそ分けして、一日がかりの収穫祭は終了。
昼食が遅かったのでおなかが空かず、夕食は前日のタケノコごはんなどの簡単なもので済ませました。
夕食後、タケノコとフキを茹で、ワラビのあく抜きをし、その他を冷蔵庫に入れてそれだけで2時間余り。
Iさんも夕食後にフキを炊くと言うので、私も深夜電力利用に励もうとフキを炊き始めました。
フライパンてんこ盛りのフキがそれぞれ半分近くになった頃、携帯電話が「ヴィ~~、ヴィ~~、地震です、地震です」とけたたましく叫び始めて、家がグラグラ~~ッ、ミシミシ~~ッ
23時14分。震源地は四国で震度6でしたが、大分市も震度4の揺れでした。
コンロはガスじゃないから火事の心配はないけど、停電にもならなかったのでグツグツ煮えてましたわ~
逃げようかどうしようか、カボスは2階で寝ていて降りてこないし、仏壇の花瓶が倒れそうだ~、なんて考える暇があったくらい長い揺れで、花瓶とテレビが倒れないように支えに行く暇があったほどです。
その後も次の余震があり、テレビはずっと地震速報を流しているし、フキを炊くのは中止にして寝た後も何度か体感余震がありました。
朝のニュースもずっと地震のことが流れていたので、県外の弟、ブロ友さん、友達から「大丈夫?」のラインがありました。
四国では観測始まって以来初めての震度6だったそうですが、いよいよ南海トラフかと思った人もいたそうです。
それでも大きな災害がなかったことは幸いでした。
今日は昨夜の続きで、キャラブキの仕上げをして、保冷バッグに小分けして冷凍しました。
あく抜きしたワラビは毎度の醤油漬けにしますが、全部は多いので保存方法を調べて塩漬けにしました。
冷凍もできるというので何度かしていますが、解凍するとシャキシャキ感はなくなります。
塩漬けは生のまま漬ける方法が一般的ですが、これはあく抜きしたものに10パーセントの塩を振り、20分くらい置いたらしんなりするので保存バッグに入れて、底に溜まった潮水も入れて冷蔵庫で保存するという方法。
ストローで空気を抜いて冷蔵しておけば、半年くらい持つそうです。
冷凍より良さそうなので、半年も持たなくてもいいからとにかく試してみましょう。
すぐに食べる分は、醤油、みりん、砂糖、酒、千切り生姜を沸騰させて冷まし、これで浸けるだけ。
宇土の新芽は皮を剥いて一口大に切り、ウインナーソーセージを茹で、一緒にウドも茹でてマヨネーズで和えます。
ウドの新芽は野菜室で10日くらい持つので、近ければもっと欲しいくらい。
ツワブキは皮を剥いて水に晒しておいたので、そのまま炒めてハモ天ときんぴらにしました。
ワラビの醤油漬けもすぐ食べられます。
サバに小麦粉をまぶしてフライパンで焼き、大根おろしを入れた煮汁で、サバのみぞれ煮。
野山を歩き回ってくたびれたけど、収穫物が多くてホクホクのトリテンでした。
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