息子から2月のお茶が届きました。
左、魚上氷(うおこおりいずる)は、如月 薄氷の下の魚影。深蒸し煎茶「おまえさま」と、
右、February バレンタインの贈りもの「いちご紅茶」
しみじみと熱いお茶がおいしい季節です。
そして、2月の「おたより」の特集は、「紅茶占いのススメ」です。
茶碗の底に着いた茶殻で占うのだそうです。
イギリスにお茶が紹介されたのは17世紀のことで、主に中国や日本からの緑茶でした。
当時のお茶は薬としてもたらされたので、とても高価だったため富裕層のもてなしにしか使えなかったそうです。
日本でも江戸時代まで贅沢品とされたこともあるので、今のように朝から好きなだけ飲むということはなかったのですけど。
イギリスでも19世紀になると、東インド会社のお茶の輸入の独占権が廃止され、お茶ビジネスが民間に開放されてお茶の価格も下がり、一気に一般に普及したそうです。
「東インド会社」なんて歴史の教科書で学んだ記憶がありますが、今なら「あ~、このことだったのか~」とよくわかりますが、当時は何の興味もなかったですね~。
製造工程の機械化が進むと、より濃く浸出するためと運搬の利便性から葉を細かくしたり、発酵させたりして、緑茶から紅茶に変わり、ティーカップの底に残った茶殻占いが流行りました。
飲み終えたカップを皿に伏せて、カップに残った茶殻の中にモチーフを見つけます。
例えばハート💓、星★、動物、人、木、船など、それらしく見えるものを探して読み解くわけ。
紅茶占いは1870年~1890年にかけて一番流行したそうで、新聞や雑誌に占い記事が頻繁に掲載され、占いのカードやマニュアル本がたくさん出版されました。
こんな占い専用のティーカップもあったそうですよ。
ところが、20世紀になるとステンレス網の茶漉しができ、ティーバックが主流になり、だんだん紅茶占いは生活から遠ざかりました。
これを読んで「ハタ」と気が付いたのが、日本でも昔はやかんや急須の茶漉しの穴(胴穴)が大きかったため、茶葉が流れ出て、時には茶の茎も。
それが湯呑の中で立つと「茶柱が立った、縁起がいい」と言われたものです。
最近の急須は、内側に目の細かいステンレスやプラスチックの網が張られていて、茶葉はほとんど出ないし、お茶はペットボトルで買うことに抵抗もなくなり、急須など置いてない家庭もあるほどです。
100年前にイギリスやアメリカで大流行した「紅茶占い」は、映画「ハリー・ポッター」の中で、魔法学校の授業で紅茶占いを教えるシーンがあり、2004年に映画が公開された後、再び注目されるようになったのだとか。
毎月届く冊子「おたより」には、こんなお茶にまつわる楽しい話が載っていて、息子からの便りのような気持になるのです。
☆☆☆
2日前はステーキにしました。
サラダはリンゴ、キンカン、ブドウなどでフルーツサラダ?
昨秋に弟からもらったカボチャは、冬至を過ぎてやっと食卓へ。
半分をカボチャスープにしました。
ステーキ肉を買う時は、大きさよりも厚みを優先します。
250グラムほどある牛肉だったので、カボスと半分こ・・・・ではなく、3分の2と
3分の1に分けて、1のほうが私の分。
厚みがあるので両面をジュージューと焼いても、中はレアのままです。
これが1センチ以下の薄さでは、すぐに火が通ってしまうので、ステーキというより焼き肉になってしまいます。
昨夜は野菜多めのヘルシーメニュー。
ほうれん草はイカとハムの炒め物。
冷凍のシューマイもキャベツを敷いて蒸すので、野菜でボリュームアップ・・・・、と言うより、こうすると蒸し器にくっつかなくて済みますからね。
昨日は大寒ということでしたが、雨が降ってもさほど寒くもなく、今日はおでんにしたのに肩透かしの暖かさ。
今回は茹で卵ではなく、巾着卵にしました。
だけど火曜日から今年最強寒波襲来の予報です。
何もめでたいことはないけど、もち米が余っていたのでお赤飯にしました。
まだ5合ほど残っているので、また餅搗きでもしようかと思います。
(と言いながら、昨年も搗かなかったな~)
ポチッとワンクリックをお願いします
にほんブログ村