今朝も雨水のポリタンクには薄氷が張っていましたが、明日からまた少しずつ暖かくなる予報で、年末年始は例年より暖かいそうです。
明日はクリスマスイブということで、土曜日の今日はクリスマスプレゼントやクリスマス料理の買い物のピーク。
お正月用品やおせちの食材も出そろっていて、あと1週間で今年が終わるのですね~
今日は先週貰って来たかぼすをジュースにするため大奮闘。
ちぎりたてのかぼすは硬いので、一週間くらい置いたら少し柔らかくなり、果汁も搾りやすくなります。
かぼすは昨年の手製の搾り器を改良して、作り直しました。
右の黒い部分は滑り止めのつもり。
真ん中を硬いホースで繋いで、ここがバネの代わりになります。
内側にビスの先を出して、これがかぼすの皮の滑り止めになるそうな。
コンテナいっぱいのかぼすをよく洗い、半分に切って搾り器の間に挟み、
テコの原理でギュッと挟めば、力もあまりかかりません。
いつも目分量で味見しながら作っていたのですが、昨日ちぎった分を弟たちに送ったので、砂糖の分量を量って教えなければなりませぬ。
果汁1リットルに砂糖500グラムを入れてひと煮立ちさせます。
ずいぶんたくさんの砂糖を使うと思われますが、ジュースはこのまま飲むのではなく、20㏄を150㏄の湯、水、炭酸などで割るので、砂糖はコップ一杯のジュースで8グラムくらい。(ジュースは砂糖を加えると1.2リットルくらいになりますから)
砂糖を減らしてもいいのだけど、湯や水で薄めるので酸っぱくなり、飲むたびに「酸っぱいな~」と思うのも嫌なので、おいしく飲みたいの。
全部搾り終えるのに2時間近くもかかり、次々と煮たたせるので鍋も空く暇がありません。
その間、キッチンはジュース工場と化してしました。
かぼすは皮をジャムやマーマレードにしないので(ジャムにする人もいますが、苦みが強いので何度も茹でこぼしが必要)ゴミに出す搾りかすは、市のごみ袋で2袋もありました。
冷めるのも待てないでペットボトルに詰めましたが、全部で9リットルほどのジュース原液ができ、1リットルで約50~60杯分。
来年夏過ぎまで飲み続けることができるけど、たぶんどこかで誰かにおすそ分けしてしまうでしょう。
冬至の柚子湯で残った鬼柚子は、これもよく洗って、
皮をむいて大きめに切り、中身は捨てました。
鬼柚子は柚子ではなく文旦の仲間なので、身はあまりおいしいものでもなく、ただ酸っぱいだけ。
これはジュースに加工するのも苦みもあるので・・・・
干してカラカラに乾燥させ、入浴剤にならないかと試してみます。
うまくいけばもっと取らせてもらおうっと。
着付けの友だちからもらったキンカンは、半分に切って竹串で種を取り、これが毎度大変な手間なんですよ。
小さい実にいくつも種が入っていますからね~
これをさらに薄く切り、圧力鍋で2分加圧して柔らかくして、
3回ほど茹でこぼして苦みを抜いた柚子と合わせてグラニュー糖で煮ました。
柚子とキンカンを別々にマーマレードにするより、合わせたほうが柚子の柔らかさとペクチンの粘りが出て、キンカンは皮の歯ごたえもよく、絶品のマーマレードができました。
もう一つオマケの柑橘は、今日の買い物で目についた新品種のみかん「みはや」です。
期間限定という表示に、ついつい手が伸びました。
新品種といっても平成24年に新種登録されたそうなので、9年前のことですが、やっと消費者の所に出回り始めたということでしょう。
国が育成した新品種で、オレンジのアンコール、清美、伊予柑などを交配して作られたのだとか。
温州ミカンより色は濃く、皮がむきにくそうなので切ってみました。
種が多いのが気になるけど、とても水分が多くて甘いミカンでした。
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