今日は5月並みの暖かさだったそうで、桜の花も一気に咲き終わり、山の方では散り始めて半分葉桜になったところもありました。

 

昨日、カボスが「明日は天気がいいから弁当でも持って、師田原ダムの桜を見に行こうか?」と言うので、その時はあまり気が乗らなかったのですが、今日は本当に天気が良かったので出かけることにしました。

 

ダム湖の周囲の桜はもう散り始めていて、土曜日なのに花見客も家族連れが4,5組くらいの静かさ。

桜の木も古くなり、以前ほどの人気場所ではなくなったようです。

 

 

ここの桜は、息子が亡くなる前の年に一緒に花見に来た所なので、カボスも花見と言えばここに行こうと言うのです。

(先日の花見にも誘ったけど、行かないと言いました)

私にはそれと言わないけれど、やはり思うところがあるのでしょう。

 

スーパーで買ったお花見弁当。

桜餅のデザートもついていて、私は半分ほど食べました。

 

息子と来た時もこのテーブルでお弁当を食べて、その時の写真にはにっこりと笑った顔で写っていました。

 

ダム湖の水の色が美しく、桜とよく似合います。

近くで釣りをする青年がいて、何が釣れるのかと聞いたら「ブラックバスです」と。

 

食べる目的じゃないけど、バス釣りは面白いのでしょうね。

向かいの山の上にも桜が満開で、昔はここでカラオケをするくらい賑わっていましたが、今日は登っていく車はありませんでした。

 

 

お弁当を食べ終わり、大野の町まで降りて道の駅に寄り、そこでしゃも肉とタラの芽を買いました。

 

ダム湖に行く時から道端には「県民の森イベント」の看板が何か所にも立っていて、何をしているのかとこちらにも行ってみましたが、「さくら鑑賞会」の幟があるにしては静かなもので、テントでは「緑の募金」を募集していて、ポップコーンやお茶などを配布。

 

左手にはソメイヨシノとオオシマザクラの森がありますが、ソメイヨシノが老木になったため、今年は新しい品種の苗木を165本植えたそうです。

 

リンゴやナシの花のように白いオオシマザクラ。

 

芝生の手前には三本の枝垂れ桜があり、年々大きく成長して来ました。

この花も数年前に比べたら、ずいぶん開花時期が早くなったと思います。

私は今日もピンクの服装で、桜色でした。滝汗

 

こっちの桜を見た後は、毎度のノビル収穫です。

一昨年までは野フキも採っていましたが、もう野フキはいりません。

 

土がふかふか柔らかい場所なので、スーッと引くと深いところの球根が千切れないで抜けるのです。

この白い部分は地中なので、20センチ以上はありますね。

 

今日の収穫はノビルとタラの芽(300円で買ったもの)、ザルの中はアザミの中心の柔らかい部分で、ダム湖のお弁当を食べた辺りで採りました。

柔らかい部分でもアザミなので多少はチクチクしますが、これも天ぷらにするとモッチリとして棘も痛くないのです。

 

 

今日も道端の店でタケノコを買ったので、圧力鍋で茹でました。

私は糠は使わないで真水です。

 

圧力鍋で沸騰してから弱火で2分から3分くらい。

 

掘りたてのタケノコは真水でもアクはなく、トウモロコシを茹でたようないい匂いです。

まだ出始めたばかりなので甘くて柔らかく、カボスはこのまま山椒味噌で3枚ほど食べました。

 

 

ノビルはさっと茹でて(好みで茹でなくてもよい)、塩昆布と和えるといいそうですが、先日久世福商店で買った松前漬けの昆布とイカがあったので、醤油、みりん、酒を同量のタレで漬けました。

 

これ絶対うまいやつ~、♪という歌が聞こえて来そうです。ゲラゲラ

 

 

夕食は山菜三昧。

ノビルの球根、アザミ、タラの芽の天ぷら。

ノビルとカマボコの山椒味噌和え。

タケノコの煮物。

ワラビの醤油漬け。

 

松前漬けは明日以降がおいしいと思います。

 

ノビルは酢味噌和えもいいけど、天ぷらが甘みが出ておいしい。

 

畑の野菜は、元は全部野草だったという、CMだったか、番組だったか、最近そんな話を耳にしました。

確かにそうでしょうね。

 

それを品種改良したり、突然変異で出来たものを増やしたりして現在の野菜ができたのです。

ノビルもネギ、ニラ、ラッキョウ、ニンニクなどの仲間だけど、そのどれにも似ていて、どれにも属さない独特の味や形や香りがします。

 

 

 

 

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