おいしい味噌というのは、各家庭でお気に入りがあると思います。
全国的にも、麦味噌、米味噌、赤味噌などと、色々な種類がありますからね。
九州、四国は麦味噌が多いと思うのですが、私のお気に入りは大分県日田市の味噌です。
この味を知ったのはもう15年くらい前のこと。
それ以来、現地で買ったり取り寄せたりしていたのですが、ある時、市内でも扱う店があることを知り、年に数回そのスーパーで買っていたのです。
昨年は、その現地本店で買うこともあり、その後友達が買って来てくれたりで、こちらのスーパーにはご無沙汰していました。
年明けに、とうとう味噌が切れそうになり、スーパー近くの友達が買って来てくれるというので頼んだのですが、な、な、なんと~
行ってみたらスーパーはなくなって、その場所にはマンションが建っていたというではありませんか
焦るトリテン
どこか別の店で売っているところはないのかと、味噌の本店に問い合わせてすがってみるも「すみませんが、大分市内で扱う店はないのですよ」という、つれない返事です。
日田市は「日田天領水」でもおなじみの「天領日田」で、江戸時代は幕府直轄地が天領です。
それぞれの土地の殿様、領主の領地ではなく、幕府直轄というのは、今でいう国営地のようなものでしょうか。
それが、明治維新後は天皇の領地ということになり、「天領」という言葉がそのまま残ったのだそうです。
それもあってか、「天皇献上」の味噌。
送料がかかるけど、仕方なくネットで注文し、届いた一つを娘にも送ってやることにしました。
前話しが長くなりましたが、主題は娘に小包を送るという話です。
「ゆっくり温泉で温まってください」という、いただきものの「温泉の素」は、ジャグジーや温め直しの配管に悪いというので、我が家の風呂では使えません。
せっかくのお心遣いを、そのまま箱に詰めて、「他に何か欲しいものがある?隙間にミカンでも淹れてあげようと思うけど?」と言うと、即座に「ミカンはこっちでも買えるからいらない、それよりメロンが食べたいわ」
え、えメ、メ、メロン~
この寒い時期に?・・・・・・と言うより、メロンやスイカが高いこの時期に?
でも、よく考えたら、この手のメロンは夏でも高いですよね~
夏だからといって、半額になることはありません。
お年玉ももらったことだし、お歳暮には近江牛も送って来たし・・・・
メロンなんて、自分で買ってまでは食べないだろうし・・・・(夏はいろいろな種類があるけど)
な~んて躊躇することもなく、メロン、買って来ました。
あとはこの隙間に、自家製の紅マドンナのシロップ煮や佃煮、薄口しょうゆ、塩ウニなどを詰めて送ってあげようと思います。
ふーみんさんほど、子供に送るためのお手製のパンや肉料理というには程遠いけど、久々の母の愛の贈りものです。
なにより、冗談みたいに言った「メロン」が届いたら喜ぶだろうな~
☆☆☆
味噌ついでに、今日は麹納豆を作りました。
過去ログでも紹介したことがありますが、おいしいので作ってみてね。
材料
米こうじ 100g
納豆 3パック
醤油 75cc
酒 75cc
みりん 大さじ1
ニンジン
塩昆布
炒りごま
醤油、酒、みりんを煮立て、千切りにしたニンジンを入れて火を止め、冷ます。
麹をほぐして、納豆、塩昆布、炒りごまに、冷ましたタレを入れて混ぜるだけ。
翌日から食べられますが、冷蔵庫で一カ月は大丈夫という麹納豆。
麹と納豆はヘルシーだし、熱いごはんのお供に欠かせません。
なにより、納豆が好きな分量食べられるというのがいいですよ。