帰宅途中で、しょっぱなから道草を食ってしまいましたが、一気に八幡浜まで高速をすっ飛ばし、昼食をどこかで・・・・・

ところが、この日は秋分の日でどこのお店も待ち時間ありの満員御礼。

 

少し遅れた昼食になるけど、甥は11時に食べたばかりだしということで、先を急ぎます。

次に着いた所は、伊方町の道の駅「きらら館」。

 

リニューアルしたばかりのきらら館は、残念なことにレストランがありません。

まずは屋上の展望台へ案内し、すぐ真下に見える伊方原発を甥に説明します。

東北の大震災以来、全面停止していた原発が、8月に全国で2番目に運転再開した伊方原発です。

ところが、再稼働直後にも停止を求める抗議声明が発せられ、明日にも提訴の模様です。

 

屋上から下に降りる途中、甥がトイレに入ったので、一人で階段を降りていたら、こんなものがありました。

「きららアクアリウム」

 

きららアクアリウムとは、映像投影技術を駆使した、プロレタリウム(天体)の海中版だそうで、3面の壁と天井にバーチャル水族館、床には佐田岬の地図が投影されています。

28台のプロジェクターを使い、まるで海の中にいるような魚の映像です。

ヒラヒラと立ち泳ぎの太刀魚、左右に泳ぐ鯛やフグ、イワシの群れ・・・・・

マンボウものんびり泳いでいます。

 

私はフェリーの上から、このマンボウが泳ぐのを見たことがあり、佐伯のマンボウのプールでは触ったこともありますよ。

実物のマンボウは座布団ほどもある大きさです。

 

この後、一階に降りて甥を見つけ、「二階に面白いものがあるよ」と言ったら、上がっていったものの待てど暮らせど降りて来ません。

しびれを切らしてまた上がってみると、甥は携帯で写真を撮りまくっていて「おばさん、知ってた?この魚たち触ったら逃げて行くよ」

 

へぇ、そうなの?私も触ってみたけど・・・何もなかったのよね?

 

そこでもう一度、壁に映った小魚の群れに触ると、サーッと群れが逃げて行きます。

鯛も、あっという間に進行方向の彼方。

 

更に、マンボウやウミガメは、頭を撫でていると・・・・・

正面を向きました。

フグはぷんぷくりんに膨れます

これは本物の水族館より面白いかも ニヤニヤ

 

一階の水槽には、南国の鮮やかな色の魚が泳いでいて、餌付け体験ができるのですが、掃除をしていたおばちゃんが「ここに手を入れてパシャパシャしたら、餌がもらえると思って魚が寄って来るんよ」パシャパシャ・・あせるあせる

ああ、餌はたったの30円なのに・・・・

 

すみません、ここで遊んでいる場合ではないのあせる

15時30分のフェリーを予約していて、1時間くらいの食事時間の余裕もあったはずなのに、道草ばかりで時間が足りなくなりました。

それなのに、往路にしかないメロディライン(みかんの花咲く丘)をUターンして走ってみせ、ここで5分以上のロス あせる

 

港にも道の駅があるから、そこで弁当でも買おうねっ、とスピードアップします。

 

やっとこさ港について乗船手続きを済ませ、出航まで30分ほどあったので、港の駅でお弁当を買いました。

私はサザエ弁当(550円)、甥はシラス丼(300円)とジャコ天3種。

これらの支払いは甥がささっとレジに持って行き、ジュースも追加で買って来ました。

 

ジャコ天も甥が割り箸で半分に切って、半分こ。

手前は全部サザエで、釜揚げシラスと魚のそぼろの3色弁当です。

おいしそうでしょう?

フェリーは乗り慣れている甥も、この航路は初めてなので(しかも帰りも運よく新造船)、風景に感動していました。

 

さようなら、佐田岬。

今度はいつ会えるかしら。

フェリーの船尾

このフェリーで息子と実家に行ったこともあり、あの道この道、思い出もいっぱい。

その同じ道を、息子と同年の甥を乗せて走り、なんだか泣けてきます。

 

息子が重ねられなかった年を、これから先もこの甥が重ねていってくれますね。

 

 

 

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