昨日の記事で、アミ族の舞踊がポリネシアンダンスに似ていることから、ポリネシア人のルーツではないかと書きましたが、調べてみたらやはりそうでした。

 

なんとなんと、台湾から南のフィリピン、インドネシアを経て、パプア、ニューギニア更にはニュージーランドやハワイなどに何千年もかけて広がっていったのだそうです。

そのルーツは、中国大陸や東南アジアやオーストラリアではなく、台湾だというのが興味深いですね。

このことがはっきりしたのは、ほんの40年前のハワイの実験航海、言語学やDNAなどの検証からだそうです。

 

さて、旅行の三日目は、朝7時半にホテルを出発して、台湾の東海岸沿いを南下し、一日で400キロ以上走りました。

 

花東海岸公路を走り、三仙台へ到着。

もとは陸続きだったという三つの岩は、海水浸食で切り離され、橋が架かるまでは引き潮の時だけ岩場に渡れたそうです。

 

ここは三仙人が降り立ったという伝説のある場所。

足元の小石は麦飯石。(無数の穴が開いている石で、水の浄化に使われます)

たった一個でも持ち出しは禁止てで、中国からの観光客が増えた現在では、持ち出し禁止にしないとすぐになくなってしまいますからね。

山口県の錦帯橋のような橋が続いていますが、時間と体力の関係で一つ目を上るのがやっとでした。あせる

続いて、近くの八仙洞へ行きます。

ここは130年前に発見された、台湾で最も古い遺跡です。

この洞窟から発見された「火を燃やした跡」は2万年から3万年以上も前のものだとか。

ここに立つと、後方の海の波の音が岩に反響して、岩の奥から聞こえて来ます。

この洞窟の奥は、右から左に抜けるようになっていて、

 

中には観音像があり、ここに滴る水が、これまたご利益のある水だそうです。

 

 

花蓮から400キロを走破して、高雄の街に入り、高雄は台北に続く2番目に大きい都市。

 

その名のとおりの「蓮池潭」(リェンチータン)

龍の口から入って虎の口に抜けるとご利益があると言われています。

 

この湖の向こうには、こんなものもあって、

毎度の時間の都合と体力の問題で、とても歩いて行くことはできませんでした。

25日の台湾のニュースで、私たちが行った二日後の九份の山の商店街で、日本人観光客が10数万円と旅券入りの財布を紛失し、それがお金もカードも旅券も無傷で警察に届けられ戻ったということです。そのニュース→http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201605250005.aspx

 

「台湾人に感謝」ということですが、それを拾って届けたのは?

なにしろ、私たちが行った時も、日本人観光客でごった返していましたからね~

 

ちなみに、台湾の新総統が反中的というので、中国人の観光を制限しているので、どこへ行ってもあまり中国の団体を見ませんでした。

 

これから、ロマンチックな高雄の夜はまだ続きます。

 

 

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