13番は県道21号沿に山門があり、交通量もそれなにあるので、写真撮影する場合は車に轢かれないように注意が必要だ。
道路の反対側にある一宮神社
あれっ、阿波の一宮は1日目(大麻比古神社)に行ったはずだけどw
しあわせ観音
門を抜けてすぐにある、両手の形の厨子に囲まれたカラフルな観音様。
しあわせを願ってお祈りすると 良い事があると言われている。
本堂
大師堂
ここの本尊は、当然大日如来かと思っていたらどうやら違うようだ。
その理由は、向かいにある一宮神社が関係しているらしい。
北海道歩き遍路さんは、私が到着した頃には既に両方のお参りを済ませてた。
コンビニに寄り道している間に、だいぶ遅れをとっていたようだ。
小雨は降ってたものの、境内はコンパクトで本堂と大師堂間が近く、参拝客は私たちの他にもう1人歩き遍路さんがいて、その人を含めた3人だけだった。
朝のお寺という事で、ひっそりとしててとても良い雰囲気の中の参拝だった。
14番へ向かう 9時49分
巡礼マップによると、2.3km
久しぶりの短い札所間。
案内板通り、左のルートへ
日枝神社
石柱には「常楽寺」と書いてあったので、到着と思ったのだが、正式な入口はここじゃないような気がしたのでもう少し先を歩いてみる事に。
得意の身だしなみチェックw
しかし、この時には遍路道を行き過ぎている事に全く気付いていなかった。
ここからまたしばらく歩いたら次の15番への道標があったので、ここで完全に行き過ぎtてたことに気付く。
戻ってみるもなかなか正規の遍路道が分からず、駐車場を通り、境内の奥へ出てしまったりしていた。
更に、周辺の道は結構アップダウンがあって、だいぶ体力を消耗した感があった。
苦労の末、14番札所 常楽寺に到着 10時33分
身だしなみチェックなんてしてる場合じゃなかった💦
ここは山門は無し。
到着した頃には北海道遍路さんは参拝を終えて、ベンチで休んでおられた。
ここで道に迷ったことを伝えるw
本堂に団体さん
やな予感w
流水岩の庭園
このゴツゴツとした地面は、境内を移転する際に山を切り崩した跡なのだそう。
結構歩きにくかったが、こういった景観のお寺は珍しく、しかもここまで来るのに苦労したこともあって印象に残ったお寺だった。
大師堂で、団体さんが読経をしてる中、賽銭を納める場所が非常にわかりにくく、まごまごする私にここだよと教えてくれたのは嬉しかったけど、ちょっと恥ずかしかった。
そんな団体さんを何とか掻い潜り、15番へ向かうw
10時55分
15番へは、巡礼マップによると、800m
1kmもない札所間は初めてでは?
14番へ向かう際、この道標を見て行き過ぎに気付いた
残り350mって、気付くの遅すぎじゃねぇ?w
ここは左へ
高い本堂の屋根が見えてきた
間もなく15番札所 国分寺に到着 11時5分
洒落た屋根の鐘楼堂
つこうと思ったら紐が奥に入っててつけなかったw
本堂
今までで一番インパクトのある本堂
本堂の横には中国の名勝・廬山を模したという庭園(拝観有料)があるとのことだったが、今回はパス。
参拝を終え納経所へ行くと、私の前に男性2人組が御朱印を受けていたのだが、その方達、境内で見た覚えが全く無くて、参拝もしてないのに御朱印貰ってると思ったらちょっと腹立たしかった。
御朱印はスタンプラリーではないので、しっかりお堂の前で参拝をしてから納経所へ行ってもらいたいものだ。
さあ、これであと2か寺となった。
16番へ向かう。
11時28分
16番へは、遍路マップによると1.8kmとなっている。
猫ちゃんも休息中w
2つの道標。石柱と遍路マークのコラボ
残りは1.4km
青空が出てきた
そこそこ暑かったなぁ
間もなく16番札所 観音寺に到着 11時53分
ここは、”かんのんじ”ではなく、”かんおんじ”と読む
ここも立派な山門(鐘楼門)だった。
本堂
大師像
水子地蔵
夜泣き地蔵
仏足跡
何故かここは色々と撮らせてもらったw
今回の区切り打ちも残り1か寺となった。
ペースは落ちていないものの、さすがに4日間歩いて来たので足の疲れは否めず、ベンチで休憩させてもらうことに。
あれっ、どっちが本当なの?w
大坊千輻寺←読み方がわからん
その向かいにある大御和(おおみわ)神社
これも、どっちが正解?w
いよいよ到着しますよ~♪
17番札所 井戸寺に到着 13時01分
第1回区切り打ちの最後の札所。
朱塗りでこちらも印象深い。
護摩堂
日限大師堂
面影の井戸(日限大師堂内にある)
弘法大師が掘った井戸で、覗き込んだ時に自分の姿が映れば無病息災、映らなかったら3年以内に不幸が訪れると言われている。
覗いた結果は、無事に映ってくれたの良かった。
しかし、映らなかった人っている?w
本堂
大師像
井戸寺は広い敷地で見どころいっぱいの印象だった。
今回の記事で上げた13番大日寺~17番井戸寺は「阿波の五箇所巡り」と言って、八十八箇所全てを歩くのは時間と体力がいるので、この区間だけなら1日で気軽に5つのお寺を巡ることが出来るということで親しまれている。
参拝を終え、納経所へ向かうと、なんと北海道歩き遍路さんの姿が・・・。
「あれっ!もう先に行ったと思ってました」と伝えると、「ご飯を食べてた」と。
2人同じタイミングで納経を終えると、私は今回はここが最後になるのでここから先はお別れということになる。
17番を出る前に北海道遍路さんは名刺を差し出してくれたので、私も名前と住所の書いた納札をお返しに渡す。
1日目に霊山寺での絡みがあって、2日目も3日目も宿が同じで、この日も会っては離れての繰り返しで、ここまでたくさん絡んだお遍路さんはこの方以外にはおらず、まさに”縁”を感じた。
体験者のブログで、知り合ったお遍路さん同士で納札を交換したという記事をよく読んでたので、私もこんなことが起こったら嬉しいなと思い、出発前にお遍路さんとの交換用の納札を2枚ほど用意しておいたのだが、まさか使用する時が来るとは思わず、本当に嬉しかった。
これで今回の区切り打ちのお寺は全て打ち終わり、18番への遍路道を通りながら、徳島駅に向かう。
つづく・・・