2024年4月26日(金)

 

GW前の最後の業務を終え、定時で帰宅。

風呂に入り、夕食を済ませ、出発の準備を整える。

 

服装は、上半身は結局、軽量の長袖のスポーツシャツにワークマンのジャケットを、下半身は、前回の記事の通りスポーツレギンスにその上から登山用に買ったカーゴパンツを、そして靴下は5本指を履くのだが、その前にワセリンを塗ってマメ防止。

 

 

バックパックとさんや袋へは、4日分の荷物を詰め込んで準備も万端。

これを背負って、体重計に乗ってみたら、自分の体重を引いて8.3kg。

 

う~ん、意外と重くなってしまったかと、ちょっと苦笑い。

 

そして21時20分、妻が「気をつけて」と見送る中出発。

しばしのお別れだ。

最寄り駅までは、同居の母(2世帯住宅)が乗っけてくれてた。

 

21時37分、高浜港駅を出発。

この時電車に乗ったのは私1人だけだった。

車内では"同行二人"と梵字が書かれたさんや袋を肩に掛けていたのでちょっと恥ずかしかったが、これも修行と割り切る。

 

ドリンクを含めた約9kgの荷物は重いけど、以前歩き練習をしていたおかげか、そこまで苦ではなかった。

1週間前から発症していた腰痛もだいぶ良いみたい。

 

 

名鉄とJRを乗り継ぎ、名駅(名古屋駅)に着いたのは22時28分。

名鉄バスセンターに向かう。

 

平日の夜にも関わらず、名駅構内は相変わらずの賑わい

 

 

"ナナちゃん人形" 今回はハチのコスチュームですか?w

 

ここを右に曲がり、エスカレーターでバスターミナルへ。

 

乗り場には22時38分に到着。

(GPSロガーでの計測結果です)


初めて行く場所だったので、慌てないようにゆとりのある計画を立てていたので早く到着しすぎてしまったw

 

バスの座席は3列ずつで、すべて孤立しており、その間の通路が非常に狭くて、カニ歩きでないと通れない。

これにはかなりのストレスを感じた。


しかもエンジンのかかっていないバスはとても暑く、それでいて乗り慣れていないので緊張もしていて、そんな中、定刻より10分遅れの11時20分頃に出発。

 

私はどこでも寝られるタイプではなく、しっかり睡眠がとれるのか?というのも出発前から抱いていた不安の一つであり、軽い睡眠導入剤を服用して目を閉じてみるもやっぱりなかなか眠れず、結局都合1時間も眠れてないまま、4時45分頃、鳴門西PA(下り)に到着。

 

運転手のアナウンスの内容から、到着してもすぐに席を立たずに指示を待たないといけないと思いそのまま待っていたら、運転手の方からこちらにやって来て、「降りないんですか?」と言われたので、慌ててバスを降りた。

なんかすごくややこしい中途半端なアナウンスだったような気がするし、通路の狭さもあって、今回乗ったバスの会社「さぬきエクスプレス」は、あまり良い印象では無かった

 

ここで、女性お遍路さんに遭遇。

どうやら同じバスに乗ってたらしく、上下白衣に金剛杖を持って、なんだか「気合い」が感じられた。

 

着いた頃は、辺りはまだ薄暗かった。

 

ここから1番札所の霊山寺までは、徒歩で1.4km、時間にして約20分のところにあるが、現時刻からすると納経所の開始時刻まではまだ3時間もある。


名駅→高速バス→徳島駅→板東駅ルートで行く選択肢もあったが、結局は料金的にこっちを選んだ。


一応、時間つぶしの計画はあって、これからそれを実行する。

 

まずは、朝食を買いに行く。

1番札所と2番札所の遍路道の途中にあるセブンイレブンでパンとコーヒーを買って、次の場所へ行こうとしたら、さっきの女性お遍路さんとここでも遭遇。PAの方へ向かって走って行くのが見えた。


私が推測するに、金剛杖を持っていなかったので、きっとトイレに忘れて来たんだと・・・

私も今後気をつけなきゃと改めて思い直すのであった。

 

ここではまだ朝食はとらず、次の場所へ向かう。

 

近辺には集合住宅があり、早朝散歩をしている方と挨拶を交わす。

 

板東捕虜収容所跡地(ドイツ村公園)に到着

5時14分

 

さっきのコンビニから500mくらいのところにある。

板東捕虜収容所について、詳しいことは、ウィキさんに聞いてくださいww

簡単に言えば、第1次世界大戦で捕虜にとったドイツ軍1000人くらいを収容した跡地ってとこですかね?

 

周辺をウロついてたら、すだちくん発見。

結構大きかった。

 

赤十字ゆかりの地モニュメント

 

板東捕虜収容所で亡くなった11名のドイツ兵慰霊碑

 

全国の収容所で亡くなった87名のドイツ兵慰霊碑

 

まだお遍路始まってないのに結構歩いたw

でもこの段階でまだ5時26分。

 

 

ここからまた北上、高松自動車道をくぐる

5時42分

 

鳴門市賀川豊彦記念館

5時43分

 

道の駅 第九の里

5時44分

 

1918年にベートーベンの「交響曲9番」を、アジア・日本で初めて全曲演奏したことに因み名付けられたそう。

 

鳴門市ドイツ館

こんな時間だから当然閉まってるw

 

ベートーベン像

 

どのみち店も開かないので散策して次へ向かって歩くw

 

 

夜は明けたが曇天模様

 

ばんどうドイツ橋 6時00分

 板東谷川に架かるアーチ橋。

高松自動車道が通る。

 

 

大麻比古神社(おおあさひこ)大鳥居 デカい!!

6時03分

 

境内までの参道、800mあるそう

 

 

猿ってこんなとこにも出るの?w

 

鳥居をくぐる

 

大きな楠

 

 

本殿で今回のお遍路旅の無事を祈願

 

ここから本殿の奥を散策。

 

メガネ橋

 

ドイツ橋

 

再び楠まで戻り、ここで腰を据えて朝食を食べることに。それにしてもこの楠デカい!

 

ここまで重い荷物を背負って歩いたことはあまり無かったから、ちょっと疲れたかなw

 

6時49分、ここから再び参道を通り、大鳥居をくぐっていよいよ1番札所へ向かう。

 

門前一番街

7時3分

 

1番札所とは目と鼻の先にある。

ここで、お遍路に関する参拝用具を全部そろえることが出来るが、8時半開店とのことなので残念ながら寄ることは出来なかった。

 

 

1番札所 霊山寺 山門前

7時4分

 

ここでようやく1番に到着。

まだ1か寺も打ってないのに、GPSにて歩いた距離を測定したところ6.8kmにもなっていたw

 

納経(御朱印)を受けられる時間が以前なら7時だったけど、2024年4月から8時になったので、まだ1時間も待たなければならないので、とりあえず門はくぐらずに総合案内所の方へ向かう。

 

 

次回からはいよいよ1番札所から、歩き遍路が始まります。

 

 

つづく・・・