これからの時期、舞台に出られる方が多いかなと思います。
トリスタジオでも、お芝居未経験から始めて、舞台に出演決定!という方もいて、
楽しみです^_^
普段お芝居をしていても、緊張を感じることってあるかと思います。
そして、緊張してしまうことを克服したいとおっしゃる方も少なくありません。
今回は、トリの過去の記事からこちらをご紹介しますね^_^
『緊張と仲良くなる、緊張を楽しむ』
緊張。
どんな職業であれ、何歳であれ、人前に出たことがある人なら誰もが経験したことがある感情。
いやなもの、良くないものだと思っている人は多くいると思います。
緊張とは。
緊張状態とは、あなたが「上手くやりたい!」「成功したい!」と願う気持ちに対して、体は「よし、やるぞ!」と敏感に反応して、本能的に準備を始めてくれます。
その準備とは、血を全身に巡らせることです。
その結果、血流が早く活発になっている状態です。
それが緊張と言われるものです。
ドキドキする。
というのは体が作ってくれた準備なのです。
そして、その「上手くやりたい!」の強さによって、体が自然にそれに必要な分の血液の流れ、活発さを作ってくれるのです。
つまり、「上手くやりたい!」「成功させたい」といった、すごく強い思いがあれば、自然に体が強い血液の流れを生み出してくれるのです。
結果、強い緊張になるのです。
反対にそれほど強い気持ちがない、成れているものに対しては、それほど強い血流を作ってはくれません。
なぜなら、あなたがそれを上手くやってのけるのに、強いエネルギーが必要ではないからです。
体は的確に、エネルギーを作ってくれます。
緊張とは、あなたがこれから立ち向かうための、体が本能的に準備してくれている必要な『エネルギ』ーなのです。
体があなたが持つ100%の力を出せるように与えてくれる『ギフト』なのです。
これで、緊張というものは、嫌なもの、良くないものと思わずに、仲間であったり、協力してくれるものだという事がお分かり頂けたと思います。
スポーツ選手は「緊張を楽しむ」という言葉をよく使います。
体からもらったエネルギー、これを最大限に生かすことで、あなたが持っている力を十分に発揮できるのです。
また、武者震いという言葉も、同じです。
武士は命を懸けた戦いの前に緊張します。
震えます。
それは、体がエネルギーを与えてくれているからです。そのエネルギーを使うのです。
このように、せっかく体があなたの為に準備してくれたエネルギーを「失くそう」「取ろう」とするのは、全くの逆効果です。
その反対で、そのエネルギーを使うのです。
体というものは人間の脳より賢いのです。
緊張してきたら、それを無くそうとすのではなく、体が作ってくれたエネルギーだと知って、最大限に味方に付けることで、あなたのパフォーマンスは大きく変わるでしょう。
Respect for acting.
Love for acting.
tori
いかがでしょうか?
緊張を悪いものと考え排除するのではなく、
緊張を無いものにするのでもなく、
緊張を受け入れる。
味方と捉える。
緊張してきたら、
おっ!いい感じ!
と、捉えることができてきたら、
どんどん多くのことにチャレンジしていけそうですね^_^
みなさんのご活躍、
お祈りしております!
24時間受け付けております。お気軽にご連絡くださいね!
お読みくださりありがとうございました!
トリスタジオ(新宿・四谷三丁目徒歩3分)