2006年に和漢彩染がデビューしてすぐ
和漢彩染=脱パウダーカラーを実現するために
当時新たなマニュアルが生まれました。
いまから15年ぐらい前の事です。
根元(新生部)は
LUCオキシ使用
(専用のトーンアップ剤使用)
中間毛先(既染部)は
パウダーお湯溶き
既染部にはアルカリやオキシを一切使わないという事が売りで
近年に至るまで和漢彩染の
ベーシックシステムとなりました。
パウダー染めのみでは出来ない明るさや色味も表現可能になりました。
そのやり方がサロン様やお客様から大変好評で
近年まで、いや今もずっと続いています。
しかし和漢彩染がデビューして16年が過ぎた2022年においては
和漢彩染のメニューに関して飽きが来ています。
その結果メニュー化をやめるサロン様もあったり
新たなる起爆剤を求めるサロン様もございます。
和漢彩染ベーシックシステムですと
まず既染部の薬剤に関しましては
明るさを表現するためにアクセントカラーをホワイトで薄めたものを使用します。
今までのアルカリカラーの理論より少し複雑でそこに一歩踏み込めないとパターンも多くありました。
ホワイトで薄めるので
①色落ちが早い
②染料が薄くなるので色味が表現しにくい
③褪色した時に赤みが出る
④新生部の薬剤が乳化の時に全体についてしまって思ったより暗くなる
⑤施術がむずかしい
⑥髪質によって結果が変わってく
そのようなデメリットも持ち合わせていました。
それによりメニュー化をやめたサロン様も多数ございました。
もちろんベーシックシステムこそが神メニューやというサロン様も数多くございます。
しかしここ近年のカラー剤の傾向を見ていると
求められるのは
白髪染めにおいても
明度の幅広さと色味の幅広さです
この部分におきましては
ベーシックシステムのみでは困難だと感じます。
そこで上記6点を払拭するために出来たメニューが
昨年から新たにメニュー化している
和漢彩染プレミアムファッションカラー
和漢彩染プレミアムグレイカラーです。
こちらは6年の実験を経て2021年にメニュー化
1年間オフィシャルで活動してきて
大変興味を持って下さいます。
今まで和漢彩染のメニューをやめたサロン様も
今までどれだけ頑張ってアプローチしてメニュー化に至らなかったサロン様も
この内容だったらメニュー化してみたい
一度は辞めたけどまたメニュー化を復活したい
と言った声が多数あがりました。
やはり現場の声から生まれたメニューは強い
次回はその部分を投稿したいと思います。
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高島弘樹まで
監修
和漢彩染ネクストクリエイション事業部



