ちょうど一年前
「和漢彩染十八番」として国産リニューアルしました。
その開発意図、
使用方法、
出来る事の幅が増えた事。
なかなか情報が伝わっておらず本当にご迷惑かけております。
昨日も6年前から和漢彩染ヘビーユーザーサロン様からご質問のコメントを頂きました。
この1年間、当初から1、2を争うぐらい多かった質問です。
パウダーの粒々が溶けずに残ってしまう。
確かに旧タイプの「和漢彩染」ではそのような現象は起きていませんでした。
ではリニューアル品ではなぜ粒々が残ってしまうのか?
そこでリニューアル品「和漢彩染十八番」の開発意図の1つとして
植物性特有のゴワツキやキシミをなくしたい
そのために従来の小麦粉、コーンスターチに加え
新しい成分を追加しました!!
それがこの粒々です。
質感(仕上がりの手触り感)という部分に関してリニューアル品の評価は大変高く
お客様に喜んでいただいております。
そしてマニュアルにも変更が
今までは65℃以上のお湯で溶いていただいておりましたが
十八番では熱湯90℃以上でお願いしますと変更しています。
熱湯
熱湯
お水やぬるま湯ですと粒々が溶けきれません。
(粒々は染料ではございませんので溶けきれなくて染まりには問題ございません。)
理論上、溶けきったほうが質感は出ます
パウダー染めの場合これで解決するのですが
問題はラックオキシにブレンドする場合です。
ラックオキシの場合常温の状態でBB系を10%〜ブレンドしますので
間違いなく溶けずに粒々が残ってしまいます。
ただ粒々は染料ではないので残っても問題ございません
残り方が大変目立つので染まらないかとみなさん心配されます。
粒々が残ったまま使っていただいて大丈夫ですが
もし気になるようですと
まず10%〜のBB系をカップに入れて同量の熱湯で溶かす
その後の規定量のラックオキシをカップに足すのはかなり粒々もマシになりますので
一度お試し下さい
ただ私どもの反省点は
このような事を説明できずに
今までのとおり使って下さいと言うたとこでした。
開発意図や使い方、レベルアップした部分が伝わっていなかった
だから旧タイプと少しでも変わってしまったら
ダメな部分として強調されてしまい
ご心配をかけてしまいました。
この粒々のおかげで手触り感は良くなっているので喜んで頂けますと嬉しいです。
今後もこのアメブロや弊社のメンバーが代理店様サロン様に的確に情報を伝えます。
よろしくお願いいたします。