男性として大学に通うまで① | 大学生FTMの備忘録

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主に治療のこと、それに関わる大学生活のことなどを記録していきます。

こんにちは、鶏そぼろです。

 

男性として通うために大学生になるまでにしたこと、大学生になってからしたことなどを何回かに分けて書いていこうと思います。今回は初めて相談に行った時の話です。

一つにまとめようと思ったんですが長くなりそうだったので笑

 

ちなみにですが①と②の記事は投稿日のおおよそ1か月前、つまり全てが完了する前に書いた記事なので文章が未来形になってる部分があると思います。

しかし、その当時のままにしておきたいなって思ったのでそのままにしてあります。

悪しからず。

 

 

 

入学前ってまずどこに相談すればいいん...?

 

大学に受かった後にまず

・そもそも診断書がまだ出ていなくても男性として通えるのか

・通称名は使えるのか

・部活動とか男性としてできるの?

これらが疑問に浮かびました。

大学のどこに相談すればいいのか入学する前の段階で取り合ってもらえるのかとかいくつか悩んでいたところに、新入生説明会なるものがあることやさらにそこに相談コーナーー設置されていることを知り、一か八かで相談しに行くことに。

 

 

 

いざ説明会へ

 
何気にこれから通う大学なのに1度も足を運んだことがなかったので、とりあえず大学説明や学部説明を聞くことに。
正直、どういう風に相談しようかしか考えていなかったので大学や学部の説明はイマイチ頭に入りませんでした笑
 
そして一番のメインである相談コーナーに行きました。
会場に着くと、どのような要件ですか?と優しくスタッフの方が聞いてくださり、できればあまり人に聞かれないところで相談したいという旨を伝えたところ、学生支援課の方に案内されました。(スタッフの人ナイス)
 
 

 

学生支援課にて

 

案内された先で相談の記録の紙を渡され、その紙に相談内容やらなんやらを書いてそれについて少々細かく話しました。
僕の場合は先述した通り、診断書が出ていない段階でも男性として通えるのか、通称名は使えるのかということが気になったのでそれを書いて提出しました。
 
それを担当の方が読んだ上で現時点でできることとして
・男性として大学に通うこと
・通称名の使用(学生証や学内での書類などに関して)
この2つはまず問題ないこと、それから僕のような悩みを持っていて実際に通称名の使用をしている学生がいることを教えてもらいました。
ただし通称名の使用に関してはやはり所定の手続きを踏まないといけないので診断書と通称名使用許可書を出すか、診断書の提出がまだ難しそうだったら別の部署で何回か面談して書類を出してもらってそれプラス通称名使用許可書を提出して、学長に許可されれば使用が認められるという話でした。
 
それとお手洗いや着替え、大学内でどれくらいの範囲の人に事情を伝えるかなどのの話などもしました。
 
高校では通称名の使用やお手洗い・着替えなどについてはどうだったか聞かれ、僕の高校では診断書がないと通称名の使用はできなかったこと、お手洗いや着替えなどについては誰でもトイレを使用できたためそこで済ませていたことを伝えました。お手洗いに関しては大学でも今まで通りそのようにするという方向で決まりました。
 
ただ着替えに関してはその場でこうしましょうと決めることは難しかったので、改めて別のタイミングで話し合うということになりました。
 
また事情を伝える人の範囲について、これは完全に僕の考えなので人によっては違うと思いますがどうしても完全に性別を変更するまでは完全に埋没することは難しいことだと考えているので、それも踏まえて大学内では必要であれば教授の方々に事情を説明するという方向になりました。
 
部活動については顧問の先生がお休みしてる関係で、部長または外部コーチに直接聞くか部活動関連を担当している部署を経由して聞くかの2択があることを明示してもらったのでとりあえず入りたい部活が決まるまでは置いておこうかなと思っています。
 
最後に後日電話をかけるのでその時に改めて面談を組みましょうということで今回の学生支援課突撃は終わりました。
 
 
 
実際に行動に移してみて、まず自分の通う大学って結構寛容だな~って思いました。
通ってる高校が診断書がないと何も変更ができないところだったので、余計にそう感じているんだと思います笑
ひとまずは快適に大学生活を過ごせそうで安心しました。