地鶏 -32ページ目

地鶏

専門店

「自転車日本一周旅〜人生で大切なことはすべて旅で学んだ〜」をアマゾンKindleで電子書籍を販売しました。

 

アマゾンKindle Unlimitedでは無料読み放題です。

 

よければ覗いて見てください。

 

 
 

 

 

スポーツ・アウトドア売れ筋ランキングの4位にランクインしていました。

 

 

 

【概要】

2001年4月から2002年6月にかけて、自転車で日本一周した体験記です。
日本の東西南北の最端を目指す総日数435日、総走行距離13147㎞。
笑いあり、ハプニングあり、出会いあり、人生で大切なことをギュッと詰め込んだ49話をお届けします。
旅は「行き当たりバッタリ」ではなく「行き当たりバッチリ」です。
人生は「一寸先は闇」ではなく「一寸先はパラダイス」です。
人間関係が希薄になった現代だからこそ、人の出会い、縁の不思議さ、日本の素晴らしさと面白さを伝えます。

20代の若者、旅に焦がれている読者必見の一冊。

【もくじ】
第1章 関西〜東北【道をよく間違える人が、一番よく道を覚える。】
  1話「出発 20代は人生の交差点」(兵庫県)
    ・夢は逃げない。逃げるのはいつも自分。
  2話「ソロキャンプデビュー」(兵庫県)
    ・夢が実現する可能性があるからこそ、
     人生は面白いのだ。
  3話「しまなみ海道テント水没事件」(愛媛県)
    ・すべてはうまくいっている。
     すべってもうまくいっている。
  4話「人生はブーメラン」(和歌山県)
    ・人生から返ってくる球は
     いつか自分が投げた球。
  5話「人類皆兄弟VS人みたら泥棒と思え」(滋賀県)
    ・事実は一つ。捉え方は無限。
  6話「ストレスの必要性」(富山県)
    ・人は力があるから重荷を背負うのではない。
     重荷を背負うから力が出るのだ。
  7話「日本百名山 鳥海山」(秋田県)
    ・道をよく間違える人が一番よく道を覚える。

第2章 北海道【人生は10段変速の自転車のようなものである。誰もが自分が持っているものの大半を使っていない】
  8話「北海道上陸」(道南)
    ・やる気に行動を支配させるな。
     行動でやる気を支配させよ。
  9話「青春だ」(道北)
    ・リズムに乗って人生の応援歌を歌おう。
 10話「哀愁の元◯荘物語①」(礼文島)
    ・やらずにあれこれ考えても始まらない。
     とにかくやってみなされ。
 11話「哀愁の元◯荘物語②」(礼文島)
    ・他人は鏡。鏡は先には笑わない。
 12話「宿、食、時々ピースサイン」(道東)
    ・人生を面白くするには仕掛けが必要。
     その仕掛けを計画の中に散りばめておくと、
     人生がキラキラし始める。
 13話「知床半島」(道東)
    ・人生とは10段変速の自転車。
     誰もが持っているものの大半は使っていない。
 14話「発見の旅とは」(道東)
    ・発見の旅とは新しい景色を探すことではない。
     新しい目を持つことである。

第3章 東北〜九州【人に出会って自分に出会う】
 15話「十和田湖の乙女の像」(青森県)
    ・イライラするなら万能感を手放せ。
 16話「雨にも負けず」(岩手県)
    ・雨にも負けず、風にも負けず
 17話「ファーストフードの喜び」(茨城県)
    ・チャレンジ精神のある人は
     どんなに歳を取ってもカッコイイ。
 18話「茅ヶ崎の怪しい夜」(神奈川県)
    ・恋というから愛に来た。
 19話「2つの最西端を制する」(長崎県)
    ・新しい人との出会いは、
     新しい自分との出会いと同じである
 20話「本土最南端佐多岬」(鹿児島県)
    ・挑戦することよりも諦めることを恐れよう。
 21話「ヤクザルの雄叫び」
    ・運命よ、そこどけオレが通る。

第4章 沖縄県【人生は自転車。漕ぎ出すと安定する。安定してから漕ぎ出すのではない。漕ぎ出したら神様が後ろを支えてくれる】
 22話「沖縄パラダイス」(本島)
 23話「沖縄戦跡」(本島)
 24話「資金不足とは裏腹に」(本島)
    ・人生もスポーツも勢いなのだ。
 25話「YHで教わった人生謳歌の秘訣」(本島)
    ・動き出せば願いは半分叶っている。
     だから残り半分に全力を尽くせ。
 26話「救世主現る」(本島)
    ・救世主はだいたい落ち込んだ谷底に現れる。
 27話「与那国島雷鳴事件」(与那国島)
    ・何事も一回経験していれば対処しやすい。
     0と1の差は大きいのだ。
 28話「旅の途上で何想う」(石垣島)
    ・動けば変わる。

第5章 八重山宮古諸島【人生は自転車に乗るようなものだ。倒れないためには走り続けなければならない】
 29話「牛潰しからのユイマール」(小浜島)
    ・幸せとはなるものではなく、感じるもの。
 30話「究極の肉体労働はゴーヤの法則で打ち破れ」(小浜島)
    ・自由には自立と自律が必要だ。
 31話「サトウキビ収穫アルバイトのジレンマ」(小浜島)
    ・限界という鎖をつけたのは誰だ。
     全部自分だ。そんなもの全部ぶっ壊せ。
 32話「猛毒ハブ接近中」(小浜島)
    ・人と人との距離を縮めてくれるのが笑いである。
 33話「キビガリ体験 アンビリバボー」(小浜島)
    ・素の自分と一致した時がスイッチオン記念日。
 34話「西表島縦走記」(西表島)
    ・面白そうなことにすぐに反応できるか。
     それが面白い人生を引き寄せるコツである。
 35話「蚊激な宮古島の夜」(宮古島)
    ・一寸先三段活用で景色を変えろ。

第6章 九州〜中国【回り道をしないと見えない景色がある】
 36話「いぶすきの落とし穴」(鹿児島県)
    ・人間は賞賛をかち得た時が
     一番危険な時である。
 37話「開聞岳に映る景色」(鹿児島県)
    ・回り道をしないと見えない景色がある。
 38話「霧島の父母」(宮崎県)
    ・優し里は寄り添うこと。
     優しさとは相手を理解しようとする心。
 39話「君は信じるか、100匹目の猿現象を」(宮崎県)
    ・俺たちの力は微力だけど、
     決して無力ではない。
 40話「国東半島の長い一日」(大分県)
    ・我慢の先に不満があり、
     辛抱の先には希望が輝く。
 41話「志士とは」(山口県)
    ・夢+◯=志
 42話「自力旅における風呂と飯問題」(鳥取県)
    ・自分のやりたいことを諦めるのではなく、
     やりたいことをやって自分の未来を明らめるのだ。

第7章 四国〜関西【散歩と人生は近道よりも寄り道したほうが新しい発見がある】
 43話「ランダムチャリ遍路に挑戦」(愛媛県)
    ・99日を以って道半ばとせよ。
 44話「遍路とサウナは苦楽一如」(高知県)
    ・後少しだけでいい苦しんでみろ。
 45話「マネして、動いて、感じよう」(高知県)
    ・感動は移動距離に比例する 。
 46話「善根宿の夜」(徳島県)
    ・成功の反対は失敗ではない。
     何もしないことだ。
 47話「発心道場で味わう孤独」(徳島県)
    ・旅の目的は到着ではない。
     道程である。
 48話「四国遍路結願」(香川県)
    ・頭の中にある不安と心配事の
     9割は実際には起こらない。
 49話「ラストスパート」(兵庫県)
    ・思考は現実化する。
 

 

0864/1000

 

 

人生は、山あり、谷あり、奇跡あり。

 

人生、山あり谷あり。

されど、谷は悪いところではない。

谷には綺麗な川があって魚もいるし動物もいる。

そして人も住んでる。

 

 

0863/1000

 

 

あなたの言葉で

あなたのまわりは

輝き出す。

 

 

あなたの頑張っている姿を見て、

頑張ろうって思う人がいるんだよ。

 

 

自転車日本一周旅〜人生で大切なことはすべて旅で学んだ〜

 

四国88箇所巡り自転車お遍路は、25日間を要して無事に、結願を果たした。

自然あふれる四国の空、山、海、川。

四国の人々や同じお遍路さんから影響を受けた人とのつながり。

お接待や善根宿など四国ならではの文化。

そして孤独。

遍路道中では、自転車旅を象徴するかのようなさまざまな刺激と学びの多い25日間となった。またいつか歩いてこの88箇所お遍路さんに挑戦したい。

 

くまなく日本を周り、目的としていた日本の東西南北の最端に自力で到達した自転車旅は、言葉で言い表すことが出来ない貴重な体験の場となった。

あえて言うなら、「自由」と「青春」という表現がぴったりのような1年3カ月の旅があと少しで終わろうとしている。

出発時に蓄えた百万円と人々からいただいたカンパ金、アルバイトで稼いだお金は、とうとう残金五千円を切った。

出発当時、3つの約束をした。

 

1、日本の東西南北それぞれの最端に自力で立つ

2、それまで丹波篠山には帰らない

3、金が尽きたら働く

 

この3つのトリキメを守った自転車日本一周旅に費やした日数は435日。

総走行距離は13147km。

北海道の最北端「宗谷岬」から鹿児島の最南端「佐多岬」までの直線距離が2700kmだから、日本列島を2往復半したことになる。思えば遠くに来たもんだ。

 

そもそもの自転車旅の発端は1冊の本からだった。

23歳の女性が2年7か月をかけて自転車日本1周の出来事を綴った「チャリンコ日本一周記」川西文著(連合出版)という紀行本だ。

 

 

自転車に寝袋・テントをくくりつけ、ざる・まな板・煮干し・かつおぶし・洗濯ばさみも積み込んで、ゆったりたっぷり日本列島を楽しんだチャリンコ漫遊記は、ページをめくるたびに旅への思いが駆り立てられた。

出会う人々はだれもが親切で、行く先々で珍事件が多発する。スキー場やコンブ漁、サトウキビ収穫などのアルバイトが、旅で出来ることがわかった。なにより自転車で移動する距離が思った以上の範囲に及ぶことも旅への気持ちが高まった。

僕もこのような旅をしてみたい。

1冊の本から広がる夢は大きかった。

400日を超す非日常生活が日常になった最終日は、旅のきっかけを思い起こしながらのラストランとなった。さまざまな出来事が鮮明に走馬灯のように駆け巡る。

 

数えきれないほどの人々の温かさ。

素晴らしい日本の大自然に圧倒された日々。

日本の自動車事情に見た弱者の生きにくさ。

孤独を存分に味わったテントの夜。

肉体的苦痛も慣れればどうってことがない人の心身の強靭さ。

たくさんの刺激と学び多き日々だった。

 

 

 

中でも一番の学びは「思考は現実化」するということだった。

ああなりたい、このようにしたい、と願望を強烈にイメージし、そのイメージ通りに情熱を持って行動すれば思考は現実化しやすいということだ。

1冊の本から刺激を受けて、このような旅がしたいと強く強く念じ、その思いに到達しようとすればやがて思いは成就していくことを知った。

自転車旅を振り返れば刺激を受けた1冊の本に書き記してある事柄を自分も同じように追体験していたことに驚く。

自転車旅の最終地は、スタートを切った丹波の地だ。

もうこれでしまいか。

ようやくここまでたどり着くことができたのか。

朝、姫路を出発した自転車は、小雨の降る中、ペダルを一漕ぎする度に丹波に近づく。

 

「まだまだ旅を続けたい」と左脚に力が入る。

 

「ようやく終れるか」と右脚を一漕ぎ。

 

二つの思いが、均等にペダルを漕ぐスピードに合わして一瞬一瞬揺れ動く。

今はめいいっぱい冷えたビールとおいしい飯を食ってフカフカの布団にくるまってひたすら寝ていたい、という小さな幸せを乗せた右脚に力が入る。

そして、ここまでたどり着いた充実感をかみしめ、感動のゴールを迎えた。

たくさんの仲間たちが笑顔で出迎えてくれた。

握手。

胴上げ。

万歳。

 

 

 

「青年期に強烈な印象なき者は、人生の堕落者だ」

 

どこかの哲学者の言葉が心に響く。

 

風まかせのような1年3か月に渡る自転車日本1周旅は、実に楽しく面白く充実した日々だった。出来ることならば再度挑戦したい気持ちでいっぱいだ。

はじめ自転車旅は非日常生活であった。時が立ち非日常は日常となり、やがて旅は日常生活となった。

日常と非日常が入り混じる生活は旅といえる。

つまり旅は人生だ。

旅と人生が、いかに密接につながっているか、如実に物語っている寓話がある。

 

インドに2人の家臣を遠方の国に探検に行かせた王様の話だ。

1人の家臣は、横柄で自己中心的な性格の持ち主。

もう1人は寛容でおおらかな心の持ち主だった。

数か月に渡る探検の旅から戻った2人は、早速王様のもとに報告に訪れた。

王様は2人に訪れた国の感想を聞いた。

寛容な方の家臣は、

 

「親切な人が多く、出会う人から温かくもてなしてくれました。

 異国の地であったけれど、

 その人たちのお陰で自分の国を旅しているような気分でした。」

 

と旅は楽しく、面白かったと答えた。

一方、横柄な家臣は、妬みをこめて冷笑した。

 

「意地の悪いうそつきや詐欺師、不愉快な野蛮人がいっぱいでした。

 楽しくも、面白くもなく、学びも何もありませんでした。」

 

2人の報告を聞いた王様は秘かに笑った。実は、この2人が訪問した国は同じ国だったのだ。

このような寓話である。

自力旅は観光旅行ではない。

周りの環境にじっくり溶け込む時間のない観光旅行と違って、自力旅はその途中で出会う人々を中心に回っているといってよい。

そして、その出会いを自分がどう受け止めるかによって、その旅の経験が素晴らしいものになるか、残念な結果になるかが決まる。

最初からこの世の中を悪意に満ちた世界だと思って眺めていたら、本当にそうとしか思えなくなる。もちろん同じ理論は逆にも当てはまる。

旅に限らず、私たちの人生も、物事の見方によっていかようにも変えることができる、ということなのだ。

思いが人生を創っている。

しかし、物事には順番があり、いきなり過程を飛ばして結果に直結はしない。

「自転車旅日本1周旅」連載の締めくくりにあたり、次の言葉で結びたい。

 

「思いの種を蒔いて、行動を刈り取り、

 行動の種を蒔いて、習慣を刈り取る。

 習慣の種を蒔いて、人格を刈り取り、

 人格の種を蒔いて、人生を刈り取る。」

 

さあて、人生のネクストステージは何に挑戦しようか、

とワクワクが止まらない。

人生はお一人様一回限りの一発勝負!

 

長い旅路にお付き合いいただき、感謝いたします。

ありがとうございました。

 

 

 

0862/1000

 

自分にしか出来ないことを探すことが

幸せへの最短距離。

 

道がなければ作ればいい。

君が歩いた後に

道が出来る。