いよいよ自民党が本腰を入れて皇室典範改正(最悪パターン)をしようとしているようです。
上記記事より、麗澤大学の八木秀次教授は以下のように言っています。
「そもそも有識者会議は、四つの旧宮家に未婚の若い男系男子がいるという前提で行われました。これは、政府の事務方が水面下で“感触”を得ていることを意味します。政府は表向き、当事者となる男系男子の意思確認については『制度が創設された後にしか行えない』としていますが、必要とあれば皇籍に復帰する意志を固めている男性が複数人いるという話を、私は内々に聞いている。政府側が具体的な検討に入っているとみて間違いありません」
あいも変わらず、いるいる詐欺を発動していますね。
いるはずないことは様々な観点からも確実なのですが、今日はアナザーストーリーの扱いで、複数人いる前提で考えてみたいと思います。
典範改正後、突如現れた未婚の男性3人
皇室典範9条「天皇及び皇族は、養子をすることができない。」が改正され
「天皇及び皇族は、養子をすることができる。」となります。
その後、政府主導で意思確認をし、3人未婚の男性がマスコミの前に現れます。
この3人は生まれながらの国民です。
この方のお父様も生まれながらの国民です。
さらにそのお父様、つまり祖父が旧皇族だったようです。
なので、この3人は「皇籍復帰」ではなく「皇籍の新規取得」となりますね。
ご新規さん3名さま入りまーす!
ドンドンドン♪![]()
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いらっしゃいませー♪
・・・
どうっすか?
この3人が愛子さまを押しのけて、その子孫を皇位継承者にすべく皇族に入ってくるわけです。
男系男子の血を引く由緒正しいお方として、彼らが結婚し、子をもうけたら、その子に皇位継承権を渡す。
愛子さまを皇室から追い出す、もしくはこの3人よりも低い位置づけで、愛子さまは皇室に残されるわけです。
この愛子さまよりも、
この3人なわけです。
あなたはどう思いますか?
感情が追い付きますか?
絶対無理!![]()
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ですよね?
旧宮家案が実現不可能な3つの理由 その1
国民感情が絶対に追いつかない。
で、その国民感情を無視して、自民党をはじめとした自称保守集団はこの3人を皇族として迎え入れようとしたとします。
では、この3人はどの宮家が受け入れるのか?
「養子」ですので親子関係を結ぶ、ということです。
天皇家と秋篠宮家は聖域ですのであり得ません。
候補は「常陸宮家」「高円宮家」「三笠宮家」「三笠宮寛仁親王妃家」の4つです。
まず「常陸宮家」
常陸宮様は上皇陛下の弟君であり、現在90歳。
華子様も現在85歳。
一番可能性が高いと聞いたことがあるのですが、養子を受け入れるとは思えないのは私だけでしょうか。
いわゆる「家督相続」のためだけに、未婚の成人男子を養子として迎え入れて一緒に暮らすわけですが、いきなりアカの他人を、常陸宮家を継ぐ跡取りとして、高齢のご夫妻が受け入れるかどうか?やはり体力面・心理面を考えて非現実的ではないでしょうか。
アカの他人を受け入れて一緒に暮らすには相当な心理的ハードルがあるはずです。
ひとことで言うと「イヤ」だと思うのです。
90歳と85歳ですよ?
これを強引に押し込むのであれば、それこそ「皇族への政治的介入」です。
旧皇室典範がなぜ養子を禁じたかと言うと、それを防ぐためだったはずです。
それを見た国民の心情はどうでしょうか?
俺たち何の茶番を見せられてんだよ!![]()
だと思います。
つぎに高円宮家。
この家に、未婚の成人男子が養子に入る?
婚姻関係でもなんでもないのに?
ありえないですよね。
同じく三笠宮家
高円宮家と同様、多弁を要さずとも不可能ということがわかります。
最後に三笠宮寛仁親王妃家
信子妃は自民党のドン麻生太郎氏の妹君です。
「三笠宮寛仁親王」の家督を継ぐために養子を受け入れるプラン、どうでしょう?現実味があるでしょうか。
そもそも、三笠宮家からなぜ分家したかというと、恐らく彬子女王との確執からではないか、と言われています。
仮に信子妃の元に、アカの他人の成人男子が養子に来て、男子に恵まれて、その方が皇位継承権を持つのだとしたら、これこそ麻生氏の政治介入そのものですよね。
なんなら、藤原道長の再来か?と言われても反論できません。
やはり国民の支持は得られないと思いますので、信子妃は受け入れないと考えます。
旧宮家案が実現不可能な3つの理由 その2
受け入れる宮家が存在しない
また、生まれながらの一般人を特別扱いして皇族とすることは、憲法第14条違反の疑義が発生します。
憲法第14条
- すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
- 華族その他の貴族の制度は、これを認めない。
祖父に当たる人が元皇族、という理由だけで皇族となれるのであれば、それは門地による差別に該当するのでは?という疑義です。
これについては、政府側も苦しい答弁をしていますが、何度聞いても、何度読んでも、意味が不明瞭であり、論理的に非常に難解であり、こじつけに近いです。
これについては高森先生が、明快に論破されています。
旧宮家養子縁組案の合憲性を無理やり主張しようとすれば、憲法自体が創設した
“巨大な身分制”ーというディストピア(反ユートピア)小説的なフィクションを導入するしかないことが分かる。こんなロジックが成り立つならば、論理の必然的帰結として、旧宮家系に限らず皇胤たる国民であれば誰でも、別にわざわざ養子縁組を介さなくても、単に「立法裁量」に基づく法的措置だけによって、自在に皇族とすることも、決して不可能ではないはずだ。
つまり、政府案で合憲論を押し通すことは論理破綻、ということになります。
これを強引に合憲として成立させたらどうなるでしょうか?
旧宮家子孫の男性は憲法上クロに近いグレーな存在、として扱われるのです。
憲法違反の疑義がある人達に、皇室が行う公務ができるのでしょうか?
沿道の国民が歓迎の意を心から表す
ことが可能なのでしょうか?
無理だと思います。
旧宮家案が実現不可能な3つの理由 その3
憲法違反の疑義が一生付きまとう
結論
世間の猛反発にほっかむりをし、強引に旧宮家養子案を進めたとしても、
①国民感情が絶対に追いつかない。
②受け入れる宮家が存在しない
③憲法違反の疑義が一生付きまとう
この3つの理由により、実現は不可能です。
そして何よりも、挙手する人がそもそもいるはずがないのです。
結婚して男子をもうける義務がありますが、できなかったら税金ドロボーの誹りを免れず、その存在意義自体を疑われてしまうのです。
誰が手を挙げるんだ?です。
自民党や維新の会の議員は、本当にこの現実を見ていないのでしょうか?
そこまでバカなのでしょうか?
元朝日新聞・記者佐藤章さんは、これは麻生さんの高市降ろしの策である、と言っています。
どういうことかと言うと、
- 旧宮家養子案は世間の反応を見ても非現実的
- しかし高市早苗は押し通すしかない状況になっている
- もし取り下げれば、それは支持層が離反することを意味する
よって、高市首相は自滅への道を突き進むしかないのだ、ということです。
中々おもしろい考察ですね。
さぁ、良くも悪くも、いよいよ結論を出す時が迫ってきました。
国民から総攻撃を受ける旧宮家案を押し通すのか?
それとも高市首相が取り下げて自滅するのか?
はたして今国会で決着はつくのでしょうか?
今日も読んでいただきありがとうございました。







