改正皇室典範が成立したものの、国民の反発は想像以上に大きかったようです。

 

その証拠に、高市首相は9月5日、自らXで「女性天皇への道を閉ざしたわけではない」と説明する投稿を行いました。

 

なぜ今になって、このような説明を始めたのでしょうか。

 

 

 TODAY'S
 
世論が国を動かす日

 

私は一つの可能性があると思います。

 

愛子天皇待望論が予想以上に広がり、政権側が無視できなくなったのではないでしょうか。

 

高市首相が投稿したポストはこちらです。

 

 

このポストを見て、もちろん、言いたいことはたくさんあります。

  • 「皇嗣」は決して「皇太子」と同じ立場ではないのでは?
  • 悠仁さままでの皇位継承の流れは、決して確定していないのでは?
  • 首相という立場ながら、少々無知が過ぎるのでは?
など。言い出せばキリがありません。
 
しかし今日私が言いたいのはそこではありません。
 
 
私が着目したのは以下の部分です。
 
 
彼女は、冒頭に「女性天皇への道を閉ざした」といったご意見を多くいただいていることについて課題提起し、その結論を、
 
『皇室典範改正法』では、附則第6条に見直し規定を設けており、 改正後の法律の施行の状況を踏まえて、必要な検討や見直しがなされることとされています。

 

としました。
 
 
つまり、女性天皇への道、私は閉ざしてないですよ、と言いたいようです。
 
 
 
 
 
。。。
 
 
 
 
効いている。ニヤニヤニヤニヤニヤニヤ
 
 
 
圧倒的な愛子天皇待望論が、高市自民へボディーブロー ボクシングのように、効いている。
 
 
 
私はそのように感じます。
 
 
ではなぜ高市首相は、女性天皇の議論への説明を始めたのでしょうか。
 
以下3つの理由があると考えます。
 

 

地元の支持者からの圧力

 

多くの自民議員は、地元の支持者から「愛子さまがなぜ天皇になれないのですか?」と詰め寄られているのではないでしょうか。
 
鹿児島を地元とする自民党の重鎮である 森山裕議員はこう言います。
 

 

鹿児島に帰ってミニ集会を開き、地元のおばちゃんたちに皇室問題について意見を聞きました。すると皆さんそろって愛子さまへの期待をおっしゃいます。愛子さまの国民的な人気はものすごく高い、と実感しました。それも支持率の低下となって反映される一部かもしれません。国民にはさまざまな思いがあります

《森山裕・自民党前幹事長インタビュー》皇室典範改正、副首都構想、消費税減税…高市政権支持率低下で変わる永田町の風景 愛子さまの高い人気も反映か|NEWSポストセブン - Part 2

 

 

これは何も鹿児島だけではなく、日本各地で同じようなことが起きていることは、昨今の愛子さまフィーバーに沸く報道を見ていても容易に想像がつきます。

 

 

 

支持率低下への焦り

 

高市首相は、少し前までこう述べていました。

 

「過去に8人の男系の女性天皇がいたことは歴史的事実だから、過去の女性天皇を否定してしまうことは不敬に当たる」

「皇位が女系で継承されたことは一度もない」

皇統に属する男系男子による継承を適切とする考えが有識者会議の報告で示されたとの見方を示した上で、

「政府としても、私としてもこの報告を尊重している」

 

男系男子をあくまで尊重する、という態度でした。

 

それが急に態度を変えたのです。

 

急激に降下した支持率も影響しているのではないでしょうか。

 

無党派層の内閣支持率推移グラフ

読む政治:無党派層で支持率半減 「高市離れ」のアクセル踏んだ政策は [写真特集7/8] | 毎日新聞

 

 

国論を二分するどころか、8割近くが女性天皇を望んでいるのですから、支持率低下へのインパクトは相当なものだったのではないかと、私は考えます。

 

 

 

 

天皇陛下と秋篠宮様の意志

 

天皇陛下は「国民の理解」を前提としてほしい旨、公式に声明を発表され、秋篠宮様は「天皇のおっしゃることはもっともだ」と賛意を示しました。

 

もちろん高市首相はこのことは知っているはずです。(ガン無視ですが)

 

しかし、無視し続けることは可能なのでしょうか。

 

陛下や皇位継承順位第一位の秋篠宮様の意志を尊重する自民党内の議員は、少なくないはずです。

 

現に、石破茂前首相は、在任時からとは明らかに違う態度になりました。

(遅いムキー!)

 

「女系女子(が天皇)になると王朝が交代する(という意見がある)。日本の場合、王朝交代はないことになっており、そういうことをすると政治が乱れるのだ、という話がある。王朝の交代があってはならないので養子を迎えようというのは、論理がきちんと整合していない」と持論を述べた。「ましてや、国民の総意になっていない」とも語った。

「もう一回整理する」石破茂前首相、皇室典範に異論 「国民の総意になっていない」(産経新聞) - Yahoo!ニュース

 

党内からこのような議論が巻き起こり始めているのは、やはり陛下や秋篠宮様のご意思が鮮明になりつつあるから、ではないでしょうか。

 

 


 

 

まとめ

 

高市首相が態度を変え始めた理由。

  • 地元の支持者からの圧力が無視できなくなってきた
  • 支持率低下がシャレにならないレベルになってきた
  • 皇室の意志とは真逆であることに焦り始めた

これらの事情が、大きく関係しているのではないでしょうか。

 

なお、全て国民の世論が突き動かしているということが、我々に勇気を与えてくれますね。

 

 

改悪された皇嗣典範の施行日は10/24です。

だんだん近づいてきています。

 

旧宮家からの養子は出てくるのか?

国民からの違憲訴訟の行方はどうなるのか?

 

これらのことがより具体的な形になって、国民的議論になることでしょう。

 

さらに、10月には秋の臨時国会が開かれると言われています。

 

全く国民の熱が冷めない皇位継承問題。

 

今度こそ進展し、決着して欲しいと思います。

 

そのためにも、われわれは声を上げ続けるのみです。