いやあ、孝謙(=称徳)天皇について書くのは、正直つかれましたー爆笑

いろいろな本やサイト、動画を、読み漁りましたが、どれもなかなかポジティブなコメントが無い(笑)

自分なりに考え、それでも何か教訓的なものはないか?と考えた結果の↓ブログです。


それでも、私はこの称徳天皇の人間臭い、ちょっと道鏡は失敗だったかもーえーんといったところを含めて、トータルで好きですね。

必死で自分を看病来てくれた人のことを好きになるって、ある意味ホモ・サピエンスとしては正常な行動じゃないですか。

ちょっと失敗だったかもしれないけど、それを和気清麻呂をはじめ、有能な部下が、うろたえる称徳天皇を救った事件、と解釈しています。

ひるがえって現代。

あろうことか、愛子さまの結婚相手ですら、旧宮家の男系男子と結婚するべきだ、といったダンケーカルトの戯言も聞こえてきます。

彼らは皇統を男系男子で縛り、皇室の皆さまをホモ・サピエンスではなく、ただのロボットとしか見ていない。

はらわたが煮えくり返りますムキー

称徳天皇の行動は、他の女帝と比較しても、なかなかもろ手を上げて賛美できないのですが、それでも、皇位継承を巡って、いがみあい、時には殺し合い、そういった時代背景の中で、必死で乗り切ろうとしたドラマがあったことを、1300年後の我々に教えてくれているような気がしてなりません。

奈良時代の女帝シリーズはこれで終わりですが、書籍などこれからも研究していこうと思いますので、気が向いたらまた書いてみたいと思います!