愛愛子さまが皇太子になるべき100の理由愛No.61

 

愛子さまフィーバー、すさまじいですね。

 

私はもちろんコアなファン(軽くてすみません、でも本当なのです)ですので、フィーバーはとてもうれしく思いますラブ

 

しかし、そうじゃないライト層、皇位継承問題にそこまで興味がない層であるうちの奥さん真顔ですら、国民の9割が愛子さまが天皇になって欲しいと思っている、という世論調査の結果が出たことを知っていました。

 

 

 

すると、当然予想通り、、

 

 

 

嫉妬心をむき出しにしてくる人が現れましたね。

 

 

 

 

 
国民が人柄で天皇を選ぶと、天皇に存続の未来はないのでしょうか?
 
 
 
さぁ、みんなで考えよう~♪
 
 
 
 
 

 TODAY'S
 
皇統が存続してきた理由

 

ここまで皇統が脈々と続いてきた理由は何でしょうか。

 

男系男子だから、でしょうか。

 

男の血筋をしっかり守り、臣民から男の血筋をいれなかったため、1500年近く(継体天皇から)続いてきたのでしょうか。

 

いいえ、全然違います。

 

男系の血筋が人々を惹きつけたという理屈だと、いろいろ辻褄が合わなくなります。

 

3つの事例に基づいた根拠を示したいと思います。

 

 

  ①承久の乱

 

例えば、1221年に起こった承久の乱

院政を敷いていた後鳥羽上皇が、執権の北条義時に対して武力制圧を試みましたが、もろくも失敗。

 

後鳥羽上皇は隠岐に流刑となりましたが、義時は朝廷を滅ぼそうとはしませんでした。

 

なぜか?

 

男系男子で続いてきた皇統が貴重だったから?

 

 

んなわけない。

 

 

存在してもらう必要(=ニーズ)があったからです。

 

ニーズとか、、軽いですね。これもすみませんニヤリ

 

天皇は時の為政者に対して、「権力を認める機関」です。

 

そもそも権力を持たない天皇を滅ぼすメリットはありません。

天皇家を滅ぼしたとしてもそれに代わる権威が得られるわけではありません。

 

むしろ滅ぼしてしまうと、自らの権力を認める権威が失われてしまうこと、そして自らの正当性を失うことにより、Wで権力基盤を失うことになります。

 

であれば、 わざわざ手をかけて滅ぼすよりも、手の上で転がしておいた方が簡単だったから残したのです。

 

次代皇位継承者には、乱の首謀者である後鳥羽上皇の直系子孫を除外し、後鳥羽上皇の兄・守貞親王(行助入道親王)の三男であり、出家していなかった茂仁王(後堀河天皇)を即位させました。

 

時の主権者である北条泰時にとって都合の良い(=ニーズがある)人物を、皇位継承者に選んだのです。

 

 

  ②昭和天皇とマッカーサー

 

近代に目を向けてみます。

 

先の大戦では日本は大変な目に遭い、惨めな敗戦を喫しました。

 

時の権力者であった政権側の首脳や軍部指導者は、戦勝国の一方的な裁判(極東軍事裁判)にて、処刑されました。

 

一方、元首であり権威であった昭和天皇はどうなったか?

 

もう皆さんご存じのように処刑されることはありませんでした。

 

なぜか?

 

GHQのマッカーサーが、昭和20年(1945)9月27日、昭和天皇と謁見した時の回顧録を紹介します。

 

「天皇の話はこうだった。『私は、戦争を遂行するにあたって日本国民が政治、軍事両面で行なったすべての決定と行動に対して、責任を負うべき唯一人の者です。あなたが代表する連合国の裁定に、私自身を委ねるためにここに来ました』 ――大きな感動が私をゆさぶった。死をともなう責任、それも私の知る限り、明らかに天皇に帰すべきでない責任を、進んで引き受けようとする態度に私は激しい感動をおぼえた。私は、すぐ前にいる天皇が、一人の人間としても日本で最高の紳士であると思った」(『マッカーサー回顧録』1963年)

 

この謁見のあとGHQは、天皇を象徴として残す日本国憲法の草案作成を指示します。

 

あのアメリカですら、日本にとって天皇は必要、と判断しました。

 

廃止することもできたはずです。

 

しかし、そうしなかったのはなぜか?

 

 

男系男子で続いてきた皇統が貴重だったから?

 

 

んなわけない。(しつこいww)

 

 

必要性(=ニーズ)があると判断した根拠の一つに、昭和天皇のパーソナリティ(=人柄)があったといってもよいでしょうね。

 

 

 

  ③上皇上皇后両陛下の慰霊の旅

 

上皇陛下、上皇后陛下が、在位中の平成の時代、年月をかけて慰霊の旅を続けてきたのは皆さんご存じかと思います。

 

 

 

1991.07 雲仙・普賢岳噴火
1993.04 沖縄
1994.06 米国
1995.01 阪神大震災
2000.05 オランダ
2005.06 サイパン
2011.04 東日本大震災
2015.04 パラオ
2018.08 終戦記念日
2018.11 北海道地震

 

 

生前退位の際、国民に向けてのメッセージの一文です。

 

 

国民を思い、国民のために祈るという務めを、人々への深い信頼と敬愛をもってなし得たことは、幸せなことでした。

 

 

 

 

えーんえーんえーんえーんえーん

 

 

 

なんとありがたいことか。

 

 

 

なお、「沖縄」「米国」「サイパン」「パラオ」「終戦記念日」においては、昭和天皇の代で起きた、先の戦争の戦没者に対する慰霊です。

 

上皇陛下は直接の関与がないはずですが、それでもありがたいと思えるのはなぜでしょう?

 

 

 

男系男子で続いてきた皇統だから?

 

んなわけない。(これで最後ですwww)

 

 

昭和天皇の直系長子というお立場で皇位を継承し、それに加え、国民とともにあろうと祈りを続ける上皇陛下のお姿(人柄=パーソナリティ)からではないでしょうか。

 

 

 

他に理由があるでしょうか。

 

 

 

岸田首相安倍元首相がこれを言うとどうでしょう。

 

 

 

 

            

 

国民を思い、国民のために祈るという務めを、人々への深い信頼と敬愛をもってなし得たことは、幸せなことでした。

 

 

 

。。。

 

 

 

 

 

 

「うっせーバカムキー

 

 

としか言葉が出てきません。

 

 

どうがんばったって、様々な政治信条や具体的な事例が脳裏をよぎるからです。

 

 

 

ましてや、これを旧宮家系男子の子孫が行えば、どうですかね?

 

 

ありがたい、と思えるでしょうか。

 

「うっせーバカ」どころか、

 

もはや国民は関心すら持たなくなるのではないでしょうか。

 

 

 

 

  まとめ

 

冒頭のポストを再掲します。

 

 

これに対するアンサーは、

 

 

時代のニーズが天皇を選ぶのであり、天皇は人柄を備えていなければやがて淘汰される。

 

というのが私の考えです。

 

 

  • 北条義時は権力を維持するため、朝廷を残した
  • マッカーサーは昭和天皇を見て天皇を残した
  • 上皇陛下の慰霊の旅は国民の支持を受けながら続けられた

 

といった事例を見た時に、ルールに従って冷徹に皇位継承をしたとて、そこに時代の主権者からのニーズと賛同がなければ、脆く消え去っていく存在、だと考えるからです。

 

そういった意味では、今を生きる皇室の皆様の努力と緊張感は大変なものがあり、だからこそ国民からの敬意を集めているのだと思います。

 

時間軸で見れば、人柄で選んだ天皇にこそ存続の未来がある、です。

 

 

 

愛子さまが皇太子になるべき理由 その61

 

北条義時が朝廷を残し、マッカーサーが天皇の存続を決め、上皇陛下が慰霊の旅を続けられたのは、ニーズがあったからである。

 

いくらルールを完璧にしようとも、ニーズなき皇室はいずれ滅びる。

 

愛子さまが皇太子になるべき理由

→日本国民の9割が愛子天皇を望んでいるから。

 

これ以上の理由はいらないのではないだろうか。