愛子さまが皇太子になるべき100の理由
No.26
文藝春秋4月号を買いました。
1,200円。
雑誌と考えれば高いですが、ビジネス本と考えれば安いですね。
![TODAY'S](https://stat100.ameba.jp/ameblo/entry_designs/v1/sources/assets/limited023_heading.png)
悠仁さまと愛子さま世代
野田佳彦氏、さすがは元総理大臣だけあって、なるほど、そうすれば愛子天皇が実現する可能性は上がるな、と大いに納得できる内容でした。
まず現状。
とても厳しい、と言わざるを得ません。
いくら愛子さまの国民の人気が80%以上、と言っても、国会の中の男系固執派の声は大きく、旧皇族の皇籍復帰を否定すれば、ハレーションが大きくなりすぎて、女系天皇容認などの議論が全く進まなくなる、そうです。
このため、あえて「旧宮家復帰」も残す、というのが、野田さんの戦略です。
ただし、憲法14条違反の懸念はぬぐえず、また国民として育った方が皇族へ加わりたい、という意思表明をする方は、相当困難になるだろう、という見立てです。
よって、まずは、ダンケーカルトとの折り合いをつけることが、一番大事、とのことです。
そして、野田さんは、案は残しても恐らく実現しないだろう、と考えているように私は読み取りました。
賭けですね。
今国会で一気に女系天皇容認までいかない見立てに、大いにガッカリしましたが、一方で永田町の論理を知り尽くした元首相ですので、これが一番現実的なのだろうな、と妙に納得したところもありました。
グッと来たハイライトは以下の部分です。
引用します。
「悠仁さま派」「愛子さま派」などと国論を二分してしまうと議論が全く進まなくなってしまう。これが一番よくない。まずは女性宮家の当主として皇室に残っていただき、同世代の悠仁さまをお支えいただく、という考えもありうるでしょう。
悠仁さまが将来、天皇になられたとき、皇族の人数は今より減ってしまっているでしょう。その状況下においてご公務の量は大変なものになりますから、背負う責任をお一人にお任せすることはできません。そんなときに、同世代で一緒に皇室を支える、いわゆる同志のような方がいるのといないのとでは、皇室の安定感がまったく違います。
悠仁さまが天皇になられたとき、の部分は、男系固執派の溜飲を下げるためのサービストークでしょう。
百戦錬磨の野田さんの戦略ですね。
(文脈を見ればすぐにわかります。皆さんもぜひ読んでみてください。)
私はスルーします
その後の、同志のような方がいる、は大賛成です。
私は、将来の愛子天皇の近くに、悠仁親王がいて、同志のようにサポートする絵を思い描いています。
皇統の弥栄が守られ、安定すること、それこそが目標です。
そのためにも、男女の別を問わない、今の世にあった皇室典範にしていくべきでしょう。
愛子天皇を実現するには?
ステップ①
旧宮家復帰案と並行して、完璧な女性宮家案の成就をめざします。
完璧な女性宮家案とは、一代限りのその場しのぎではないです。
「女性宮家当主は皇族なのに、配偶者と子は一般人」とするおかしなものではなく、
「女性宮家当主、配偶者とその子全て皇族」とするものです。
ステップ②
その次のステップで、男系男子の縛りを外し、今上陛下からの直系継承を認める皇室典の改定、が見えてくるかと思います。
『若い世代に皇室を知って欲しい』
若い世代が皇室に無関心なのも気になります。皇位継承問題が熱心に議論されないのは、そうした背景もあるでしょう。
若い世代のパワーも含めた、愛子天皇への強い希望、男子にこだわるよりも、今上陛下からの直系の方が大事!と感じられるマインドをここから醸成することで、一気に愛子さまの立太子が見えてくるのではないでしょうか。
若者の興味関心、が一番の鍵だと思うのです。
彼らのハートに届く、何か、が必要です。
(それが何かはまだ見つかっていませんが、愛子さまの就職が、何かの手掛かりになりそうな予感はしています。)
愛子さまが皇太子になるべき理由 その26
愛子さま、悠仁さまの世代、皇族数が減っていくことが確実となる。
悠仁さまをバッシングしたり、愛子さまが降嫁し一般人になってしまうルールが存在することは、両方とも日本国民にとってマイナスでしかない。
愛子さまか?悠仁さまか?ではない。
愛子さまと悠仁さま、なのである。